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東日本大震災
http://toshidensetsuu.com/kyouhu/1380/ より転載) 

他にも売れる!

前回は、登山・ハイキング用のフリーズドライの食料を誰に売るかという話を書いてみましたがいかがでしたか?

普通に考えれば、当然、登山・ハイキングをする人に売れば売れますよね?今日は、それ以外の人に売れないかという事を考えてみます。

東日本大震災!

2011年3月11日に東日本大震災がありました。あれから既に8年がたっていますが、ちょうど1週間とちょっと前にテレビを見ていたら、特集をやっていたので思いつきました。

この登山用の食料を災害用に売れないか?という事です。これならば、登山やハイキングをしない人にも買ってもらえる可能性が高くなります。

まずは必要になる状況を配信!

このような大きな災害が起こると、ライフラインである水道や、ガス、電気が止まってしまいます。さらに、一度に沢山の救援物資が必要になるので、中には物資が行き届かなくなるのは、災害時に報道されているように明らかです。

ある程度、災害発生から時間が経過すれば、支援の体制が整って何とかなるものですが、最初の数日は、物資が行き届かない場合がかなりあるようです。

そこで、まず伝えたいのは、「災害対策は大丈夫ですか?」という趣旨のメッセージを届ける事で、人々の注意を引き付けます。そのうえで、実際の災害時の写真やビデオがあれば、いかに「大変な状況か」を伝える事が可能になります。

問題点は明らかなので、解決策をしめします

この例の場合は問題は明らかなので、「日ごろから災害時に向けた準備」を促せば即行動につながります。

そこで、「お湯」があれば調理可能で、「食器は無くても大丈夫」、「長期保存が可能」な、食料がある事を紹介すれば、殆どの人が興味を持つと思います。

ところが。。。

確かに、殆どの人は何かをしなければ!と思いますが、これがテレビのコマーシャルみたいな形で伝えられた場合はどうでしょう?おそらく直ぐにこの食料を買う人は限られた人だけになると思いませんか?
あるいは、家にインスタントラーメンがあるからいいかな?となるかもしれません。

上手く売るためには?

実はもう少しうまい売り方があります!

例えば、夕方の買い物客が集まるスーパーの一角で、サンプルを調理しながら売る企画をしたらどうでしょう。

  • まずは事前にチラシなどでイベントを告知します!例えば、東日本大震災があった3月などは、災害の関係のテレビの報道も多くなるので効果的になります。
  • そのうえで、スーパーの一角で当時のビデオを流しながら、実演販売を行います。
  • 実演販売では、お湯を入れるだけで簡単に出来る様子を実際に見てもらいます!
  • そのうえで、実際に少しの量を食べてもらって、「意外に美味しい」という印象を持ってもらいます。
  • そこで、その場で買えばなら5パック買えば1パックサービス
とやって、売ると、かなりの売り上げが期待できると思いませんか?

前回の登山やハイキングをやる人に売るのと比べると

前回の登山やハイキングをする人にも売れると思いますが、今回の売り方の方が短期で大きな売上を上げる事が簡単にできます。

大きな会社ならば、どちらの売り方もやってみるだけの人でも資金もあると思います。しかし、個人経営でどちらかを選ばなければいけなかったらどうでしょう?少ない労力で沢山売れた方がいいと思いませんか?

この両者の売り方は、対象とする人も、提供するメッセージなどは別物と考えた方がよいのは明らかです。

実際のビジネスでも

実際のビジネスも実は同じです。同じ商品でも、ターゲットにする顧客が違うと、売り方も配信するメッセージも全く違ってきます。

効率よくビジネスを展開して、売上を上げるためには、「ターゲット」を絞り込んで、それに合わせたメッセージを作ることがとても重要になります。

例に挙げたものは極端かもしれませんが、これが「ターゲット」をできるだけ詳細に木部て、ビジネスを展開する理由です!




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