いい考えが浮かばない! ~ 他の人ならどう考える?
考えるって難しい!?
やる事には、2種類あるという話をしました!一つは、「時間をかければ終わる」仕事、「作業」です。
もう一つは、「時間をかけても成果が出ない事もある」、「考える仕事」です。
成果が出ないのも「結果」で、とにかく「結果」を出すことが大事です。
とは言ったものの、「考える」って難しいですよね?
会社でも、何時間も議論しても成果が出ない会議は沢山あります。
何故成果が出ないか?
考える仕事で成果が出ない原因は大きく分ければ2つです!- 何かが間違っている、ズレている
- 同じことしか考えていない(=視点が同じ)
大体はこの2つのどれかになります。
実はこの2つ中身は殆ど一緒です。
「何かが間違っている」「ズレている」というのは「方向性がおかしい!」ですよね?
これは、よく考えると、「視点」がおかしいという事と言い換える事ができます。
視点を変えるには?
同じ人で、同じ視点で考えている場合、殆どは同じ事しか連想されません。
そうすると、幾ら時間をかけても「違った」考え方はなかなか出てきません。
なので、こういう場合は「視点」、つまり見方を変える必要があります!
よく使われる手法には
- 新しい人を入れる(別の考えを持っている人を入れる)
- 反対の視点を持ってみる
があります。
反対の視点を持ってみる
例えば、あなたはあなたの商品が売れないで悩んでいるとします。
普通考えるのは、「どうして売れないのだろう?」ですよね?
この視点で考えた場合多くの人が考える事は:
- 商品の欠点は何か(商品の何が悪いのだろう)
- 売り方の問題(商品の売り方のどこが悪いのだろう)
という考え方をしませんか?
どちらも、検討の余地があると思うので、まずはこれを考えます。
そこで、行き詰ったらどうしますか?
そこで、反対の視点で考えます!
最初の視点は「売る側」が中心の考え方です。
日本語では、主語が省略される事が多いので主語をキチンといれて書いてみてください。
- 私の商品の欠点は何か
- 私の売り方の問題は何か
ですよね。文法的には「私の」なので主語ではありませんが、
誰というのが明確になります。
では、逆の視点とは「買う側」が中心の考え方です。
- どんな人があなたの商品を買うか
- あなたの商品を買いそうな人は、何処にいるのか
- あなたが対象にした人は、何故買わないのか?
などと、買う人の発想で考える事ができます。
そうすると、今までとは違った考え方出てきますよね。
反対ではありませんが、「第三者」の視点ではどうでしょうか?
売る人でも、買う人でもない人が、あなたのやり方を見てどう思うでしょうか?
- あなたのセールスレターでは、買いそうな人は見ていない
- あなたのセールスレターは、見る人を引き付けない
などと、少し評論家的な所はありますが、また別の視点が生まれます。
新しい人を入れる!
あなた一人で考えるのは限界がありますよね?
そこで、別の人を入れるというのが、新たな「視点」を生み出す方法です
- 外部の人に聞いてみる、例えばコンサルティングみたいな物ですね
- 女性(男性)を入れてみる、男性と女性では視点結構違いますよね!
- 別の分野の人を入れてみる。同じ分野だと「常識」に固執しやすい
などです。特にそのグループにとっては
「新しい人」の意見、見方は新しい「視点」が沢山あります。
一人でやっていると。。。
ところが、個人事業などで一人でやっていると、
新しい人を入れるのはちょっと難しいですよね?
その場合は上手いやり方があります!
もちろん新しい人を入れるほど効果はない場合もありますが
慣れると大きな効果を発揮します!
「あなたが別の人になる」という方法です!
そんなの無理と思うかもしれませんが、俳優になったつもりになってください。
あなたが別の人を演じるわけです。
- ある特定の人を思い浮かべてください(友人でも同僚でも有名人でもいいです)
- その人を演じてください
- その人は、どう考えるでしょうか?
- その人は、どう行動するでしょうか?
- その人は、あなたに何というでしょうか?
こんな感じで考えます。そうすると、考えるのはあなた自身ですが
新しいアイディアが湧き出てくる物です。
演じる=シミュレーションですね!
視点を変えるとは?
まとめです!
視点を変えるとはどういう事でしょうか?
最後に少しわかりやすいイメージで紹介しますね!
なにか「物」を見る事を考えてください!
例えばある建物を見る事を考えてください!
あなたは普段は、建物を正面から見ています。
ある日横から見たら、全く別の形に見えますよね!
裏に回ったら、建物の陰で見えなかった物見えますよね!
建物の中に入ったら、外からはわからないもの見えますよね!
その建物の全体像を理解するには、
いろいろな角度から見て、
中に入って
そうする事で、建物の一部ではなく沢山の物を知る事ができます。
考えごとも同じです、問題も同じです
別の視点で見て、考えると、全体が見えてきます。
そうすると、何か別の糸口が見つかるものです!
大切な事は時間をかける事ではありません!
見方を変えたり、ペースを変える事で
突然、ビックリするようなアイディアが浮かぶものです。
やり続けるのも大事ですが、立ち止まって見まわす時間も必要です。
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