お客様も知らない「欲しい物」 ~ どうやって調べる?

市場調査?

あなたは、ビジネスで商品やサービスを考える時どうしていますか?
アンケートや市場調査をする方が多いですよね?

ところが、実際は「欲しい物」をきちんとわかっているお客様はとても少ない物です!

欲しい物は?

調査をする際に、ストレートに「あなたの欲しい物は何ですか?」と聞かれました!
あなたは、何と答えますか?

まずはあなたの答えを想像してみてください!

大抵の方は、何かしら欲しい物はあると思います。
それでは、思い浮かんだものを紙に書いてみてください。
今回は欲しい物上位3位までを書く事にします。

どうですか?あなたは、どんな物が思い浮かびましたか?

あなたの答えを見て見ましょう!

多くの方が挙げる物は、大体、「誰かが提供している物」ではないでしょうか?

ある調査によると、既存の商品やサービスを上げる方が80%以上とも言われています。
さらに詳しく調べると、宣伝をよく目にするものや、
誰か知り合いが実際に持っていたり、使っている物を上げる事が非常に多いそうです!

これはどういう事でしょうか?

つまり、自分で自分の欲しい物を詳しくイメージするのはとても難しいという事です。
誰かが具体的に、イメージ出来る様にしている物が
欲しい物と錯覚していることがとても多いという事になります。

一言で言えば、本当に欲しい物はハッキリとわからない場合がとても多いのです。

実際に、「欲しい物は何?」と聞いて得られる物は既に沢山存在する物が殆どです。
これは、言い換えると競合が物凄く多いという事にもなります

本当に欲しい物は?

本当に欲しい物は、単純な質問ではわからない場合が殆どです!
お客様のちょっとした「サイン」を見逃さずに「掘り下げる」事が必要です!

これがうまい人を、「聞き上手」とよく言います!
聞き上手になると、お客様から、「真の要求」を見つけられるようになります!
そうすると、競争の少ない世界で、お客様の欲しい物を提供してビジネスが可能です!

聞き上手とは?

あなたは聞き上手とはどういう人がわかりますか?

「話を聞くのが上手な人」という事です。当たり前ですよね?
ところが、これが出来る人はとても少ないのです。

何が問題かと言うと、
人の話を聞きながら次に自分が話すことを考えている場合が殆どだからです。
つまり、実際は相手の話を聞いているようでも、半分以上は上の空になっています。

上手に話を聞く方法は沢山あるのですが、今日は簡単に出来る一つの方法を紹介します!

  • あなたは、取りあえず何も話さなくていい話すことを考えない
  • 相手の話に区切りがついたら確認する
  • 確認した後に「なるほど!」と言う
  • その後で、確認した内容について1つ質問をする
この繰り返しを意識すると、今まで以上に「濃い」情報を得る事ができます。

大事なのは、あなたがどう思うかは話を聞く場合重要ではありません!
重要なのは、相手がどう思っているかを知る事です。
あなたが、納得する必要もないし、反論する必要もありません!

どうでしょうか?
まず、あなたが誰かと会話する時に試して見てください!
簡単なようですが、意外に難しいです!

常にこのようにするのは難しいかもしれませんが、
例えば、10分間だけでも、あなたの意見や反論を一切言わないで
相手がどうの様に考えているかを理解するように意識して上の方法で
会話してみてください。
殆どは、うなずいたり、相槌を打ったりするだけでいいはずです!

このスキル、実はビジネスではとても大事です。
お客様の話に耳を傾けるという事は、一言で言ってしまえばこういう事です!
あなたがどう思うかは余りその場では重要ではありません。
あとからゆっくり考えれば良い事です!

まずは、友人や家族との会話で試して見てください!
きっと何かが変わると思います!

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