チャンスは意外なところに！～狙うのはニッチ！
競争が激しいと価格競争になりやすい！
世の中には「流行り」とか「トレンド」がありますよね？業種も時代によって、業績の良い業種、落ち目の業種があります。
当然、仕事やビジネスを探すにあたって、考えるのはそうした流れです。
時代の流れに乗って上手くやるというのは、成功する上で大切な事です。
所が、流行りの物というのは大きな欠点もあります
というのは、「皆がやりたがる」事です。
流れに乗って、流行りそうな物に目をつけて上手く流れに乗って出来る場合は
大きな利益を上げる事ができます。
ところが、皆がやり始めてやると、流行りなのでそこそこ儲かると思いますが、
同じことをやっている人が増えると、過当競争になります。
そうなると、価格競争になって、淘汰されるという流れになる場合が非常に多くなります
価格競争を避けるには？
価格競争を避けるには、価格以外で「違い」を出す必要があります
違い＝他の人のやっていない事、やるのが難しい事
です。
先日から、例に使っているWeb系の仕事で考えると
- 沢山の実績がある（＝実績がない人、少ない人に対する優位性）
- 高度なデザインが出来る（＝他の人に対する技術的優位性）
- 短期間での納品（＝仕事の速さに対する優位性）
- 通販サイトの専門家（＝通販サイト作成に絞った優位性、専門性）
- サイトデザインから運用まで（＝トータルソリューションの提供による優位性）
- サイト運用の方法も含めたサービス（＝サイトの利用法を含めた価値を提供）
など、いろいろな「違い」の出し方があります。
違いを含めた戦略が必要！
ビジネスを成功させるには、この「違い」を含めた戦略が必要です。
この違いはビジネスをやりながら変わって行くものでもかまいません。
例えば、
- 最初は信頼や実績がないので価格を下げて低価格による優位性を使って仕事を獲得します。
- 信頼や実績がある程度できた時点で、「信頼」や「実績」を前面にして価格を高めに設定します。
- さらに、何かの専門性や付加サービスを付加する事で競合にない優位性を加えて行く
という感じです。
如何に競争を避けるか、あるいは競争を有利に進めるかを考える必要があります。
効果的に売り上げを上げるには？
実際に効果的に売り上げを上げるには、対象にする顧客を絞り込むことが大切です。例えば、低価格のサービスを求めている顧客はどんな人か（会社か）を考えると
低価格の商品を売りやすくなります。
この顧客を対象に仕事の実績を作った場合、次への展開は幾つかの選択肢が出てきます
- 同じ顧客に過去の実績を基に仕事をもらう
- 低価格のビジネスの実績を基に、別の顧客にビジネスを展開する
あなたは、どちらを選びますか？
実際は、低価格の商品を探している顧客と、少し高くてもより良い商品を望む顧客は
違う顧客である場合がとても多くなります。
ビジネスを拡張していくためには、徐々に少し高い単価で商品を提供できる顧客に
シフトした方が有利です。
そう考えると、対象とする顧客もだんだん変わってきます。
顧客を絞る事の「真の理由」は？
あなたは顧客を絞ると、対象となる顧客の数は少なくなるように思ってしまいませんか？
ビジネスを始めたばかりの方は出来るだけ多くの人を対象にしようと考えるものです。
所が、ここに落とし穴があります！
上の説明で挙げたように、
低価格の商品を買う人たちと、少し高くても良い商品を買う人は別の人の場合が多いです
つまり、あなたた提供する商品によって、別々に対応した方が確実に効率が良くなります
そして、セールスレターにしても対象を絞った方が、それぞれのグループの人に
興味を引くメッセージを届けやすくなります。
例えば、低価格を探す人には「安さ」を前面に出した宣伝が効果的です
高品質や高い機能を求める人は、品質の良さや、特別な機能を前面にした方が効果的です
このように届けれるメッセージが大きく違ってきます。
ニッチは宝の山
ニッチいわゆる隙間ビジネスですが、実はこれは個人ビジネスでは特に宝の山です。競合が少なく、対象をかなり絞れるので効果的に宣伝しやすいからです。
特に個人ビジネスの場合は、扱える仕事の量が限られてくるので、
いろいろな仕事を幅広く狙うよりは、専門性の高い「狭い範囲」の顧客を狙った方が
宣伝のコストも抑えられますし、少ない手間で売り上げる事が出来る場合が多いので
有利です。
あなたは、どんな専門性を持っていますか？
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