主役は誰? 日本語の大きな欠点!
あなたの思考は?
ビジネスをする場合にあなたの思考パターンはどうなっていますか?思考パターン、つまり、あなたがどのように考えるかという事です。
実は、この思考をする際に、日本語には大きな欠点があるのをご存知ですか?
あなたも、意識しないとこの欠点による問題に気づかずに進めてしまう事になります!
主語が省略される言語
日本語の欠点とは!主語が省略されてしまう事が余りに多い言語だからです。
ビジネスでよく出てくる役割は3つです
- あなた(商品・サービスを提供する人)
- お客様(商品・サービスを提供される人、受け取る人)
- 商品
です。
主語が省略されると、これのどれが主役かがわかりづらくなります。
また、はっきりしたメッセージがお客様に伝わらないという問題を引き起こします。
このブログは?
このブログを例にしますね!
このブログでは、登場人物は
- 私 = ブログの提供者
- あなた = ブログの読者
- 中身 = ブログの文章
です。
あなたは、この関係で主役は誰だかわかりますか?
このブログの主役は「あなた」です。そうです読者の皆様です!
「私」は脇役で、殆ど前面に出て行く必要はありません。
そして、「中身(ブログの文章)」は、全て「あなた(読者)」に向けて書いています!
ここで面白いのは読者の方を「あなた」と書くのと、「皆様」と書くのでは違います!
「あなた」と書くと、「読者の方が自分の事」と感じやすくなります。
「皆様」と書くと、「他人事」と感じやすくなります。
あなた、自身どのように感じるか読み替えてみてください!
ビジネスのメッセージは!
ビジネスのメッセージの場合、あなたがビジネスをする場合は、
お客様が、「あなた」になります。
つまり、メッセージの受け手であるお客様が「あなた」です。
ここで、「お客様」とあなたが書いてしまうと、自分事になりません!
メッセージを配信するあなたは、この場合「私」になります。
この意識をハッキリさせることで、メッセージの中身が変わってきます。
メッセージの受け手を「あなた」にすることで、
1対1の感じが強くなります。
より具体的なメッセージになりやすくなります。
ところが、メッセージの受け手を「お客様」とか「皆様」にするとどうでしょう?
1対多の感じが強くなります。
特定の人と言うよりは「多くの人」に向けたメッセージになりやすくなります。
お客様に対して「あなた」を使う事で、「あなたが主役」を強調出来るのです!
直接のコミュニケーションでは?
実は、直接のコミュニケーションでも同じような事が言えます。お店で物を販売する時に、「お客様は。。。。」と話しかけるより、
名前を伺って「XXX様は、。。。。」とした方が、
よりお客様の注意を引く事が出来ます。
できるだけ、お客様に「あなたが主役」という事を意識してもらう事で
メッセージの伝わり方が大きく変わります。
それでも、直接のコミュニケーションの場合は、
相手を見て話すことができるので、相手の方も「自分に向けられていると」意識できます
ところが、インターネットのメッセージでは顔を突き合わせてはいません!
つまり、意識的に「誰が主役か」を示さないと、なかなか「自分事」になりません!
ポイントは?
ポイントは、「日本語は主語が省略される」という事を常に意識する事です!主語が誰かを意識して、相手に示す事
つまり、主語を明確に使う事で、相手に「あなたが主役」という発信が大切です!
ところで、これを常に意識するのは大変ですよね?
一つ面白い方法は、「英語を意識する」というやり方があります。
あなたは、「余計難しい!」と思うかもしれません!
所が、この「難しい」ところが実はとても都合がいいのです!
この続きは次回の投稿で詳しく説明しますね!
お楽しみに!
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