お客様の行動が見える方法? ~ 主語を「人」にしてみる!

人を主語にする

英語的思考で「主語」を意識すると面白い事に気づきます。
文章では、「人」が主語になる場合と「物」が主語になる場合があります。

起業・副業、就職・転職などビジネスに関わる場合や、
何かの勉強をする場合は、「行動」が伴いますよね?
この時行動するのは「人」です。

「人」を中心に考えると、見通しが良くなります!

物が主語だと。。。

物が主語の例で、こんな文章があります。
「カーナビは道順がわかって便利だ!」
あなたは、この文章を読んでどんな風に感じましたか?
何となく、「カーナビは便利なんだろうな~」と感じた方が多いのではないでしょうか?
如何にも真実のように感じませんか?

ここで、「私」を主語にしてみたらどんな文章になるでしょうか?
「私は、カーナビは道順がわかるので便利だと思う」
という感じに考えるのが自然ですよね?
では、最初の文章の本来の主語は何だったのでしょうか?
多分、「私」ではないですよね?
この手の文章の主語は、だいたい「不特定多数の人達」、英語では「people」が
暗黙の主語である場合が多くなっています。
つまり、こんな文章です
「多くの人は、カーナビは道順がわかるので便利だと思う」
というのが本来の意味です。
如何ですが、大分印象が変わりますよね?
「多くの人が思う事」は、「常識」と置き換えられます。
ところが、主語を略さないで書くと、「あれ!?」と思います。
「一部の人は、カーナビで道順がわかっても便利だとは思わない」
とも取れますよね?
例えば、本来は多少時間はかかっても、運転しやすい道がありますよね?
ところが、カーナビが単に見積もった所要時間を基に、
運転が面倒な道を指示したらどうでしょう?
かえって「不便」と思う人もいる可能性はありますよね?
つまり、この文章は「真実」を語っていない事になります。

行動を主体に考えると

では、カーナビの良さを伝えるにはどうしたらいいでしょうか?
「道順を提示できる」というのはカーナビの機能ですよね?
大切なのは、「機能」をどう使ったら、便利と感じるかですよね?

あなたなら、どんな時に便利だと感じると思いますか?

私ならこんな風に考えます!

「私は、知らない土地に行ったときに、カーナビがあると迷わないで済むので、とても便利だと思います」

そこで、人に伝えるように書き換えると、
「あなたが、知らない土地に行ったときに、カーナビがあると迷わないで済みますよ!」
となります。

「知らない土地に行ったときに」と限定すると、より説得力が増すと思いませんか?
もちろん、「例外」は存在します。
しかし、これに反論する人は「全員」を相手にした時よりは少なくなります。
つまり、より効果的にメッセージを届ける事ができるようになります

主語を人にして、行動を主体に考える事で、より効果的な伝え方が見えてきます

英語的思想で、主語を省略しないだけでなくて、主語を人で考える方法、如何ですか?

ちょっとした、思考の切り替えですが、見えてくることが変わると思いませんか?

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