あなたの容量はどれくらい? ~ 容量を意識した計画づくり!
あなたの容量は?
ビジネスでも勉強でも始めるとやる事が沢山出てくるものです。あなたは、あなたの持っている容量、つまり器の大きさについて考えた事ありますか?
「器の大きさ」とあなたの能力は無関係です。
世の中の何でも「無限」にある物は殆どありません、殆どが「有限」です。
分かりやすい例は、時間です。
世界中の誰でも1日に使う事が出来る時間は24時間です。
その中で、睡眠に必要な時間、食事をする時間などを外せない物を差し引いて
残った時間が、仕事や勉強に使える時間という事になります。
話を戻して、仕事や勉強について考えてみます。
仕事や勉強に関してやる事を考えると、やる事は無限に出てきます
実際は大事だと思う事のリストを作るだけでもかなり多くのやる事が出てきます。
これを使える時間に割り当てて行くのが「タイムマネージメント(時間管理)」です
このやり方は沢山の人が言っていますが、要点をまとめると:
- やる事をリストにする
- 優先順位を決める
- あなたの使える時間に割り当てて行く
という感じですよね?
あなたのやり方はどうですか?
やる事が多すぎる!
ところが、やってみると余り思うように進まない事が多いと思いませんか?
問題は何かと言うと、実は「やる事が多すぎる!」場合がとても多いという事です。
ここで、今日の本題の「あなたの容量」が大事になってきます。
分かりやすく説明するために、少し昔の水の取り方を例に考えて見ます。
昔は「水道」がありませんでした。
使う水を、近くの川から汲んで使うとします。
そうすると、バケツを持って行って、必要な水を家まで運ぶことになりますよね!
そこで、川でバケツに水を入れる事を考えて見てください。
ここがポイントです!
一度に汲める量はバケツの大きさで決まりますよね?
ところが、川でバケツに水を入れようとすると水は常に入ってきますが、
容量を超えた分は流れ出て行ってしまいます。
なので、一旦バケツを一杯にしたら、それを家に持ち帰りますよね。
もう一つ、完全に一杯にした場合、持ち帰る時にこぼれてしまいますよね?
なので、実際に運べる水の量は大体、バケツの容量の80%~90%という事になります
つまり水を実際に使うには、
「カラのバケツ」ー>「川で汲む」ー>「運ぶ」ー>「使う(貯める)」
の手順を踏む必要があります。
実際に川に流れてくる水が無限という事ではありませんが、無限に近い物だと言えます。
所が、実際に運べる水の量はバケツの大きさで決まってしまいます。
勉強や仕事も、とても似ている所があります。
時間は限られているので出来る事は限られています。
限られた時間で、出せる結果も限られています。
殆どの場合、やる事が多すぎて容量を越えてしまっている場合が実に多いのです。
勉強の場合は?
勉強している時は、やったこと全部が「わかった」感じがする事があると思います。ところが、長時間勉強していろいろな事をやっても、全部を使えるわけではありません
勉強も同じ考え方です
「あなたのスペースを空ける」ー>「適度な勉強」ー>「練習」ー>「使う」
その場では、「わかった」事を、「使える」事に変えるためには練習が必要です。
なので、多くの勉強は、実験をしたり、例題をやったりして、使えるようにします。
こうする事で「知識」が「スキル」に変わって行きます。
つまり、「知識」が「使い方」と結び付いて脳に格納されて「出来る」ようになります。
こうなった後は、新しい知識をまた、受け入れる事が出来るという事です。
仕事の場合
仕事の場合も「時間」が必要です。
この時間を、商品の企画や作成に使ったり、営業をしたり、顧客対応をしたりするのに使います。
一つの仕事を受けると、そのお客様に関係したいろいろな「やる事」が発生します。
商品を提供したり、質問に対応したり、アフターサービスをしたりです。
殆どの場合、商品を売りっぱなしで良いことはありません。
特に、個人でビジネスをする場合、あなた自身でやらなければいけない事が多いです。
そうなると、あなたは販売する以外にもやる事が出てきます。
自分の処理できる範囲を超えて販売すると、結局はトラブルになります
上手くやるコツは「容量」を管理する事!
ビジネスでも勉強でも、上手くやるコツはこの「容量」を上手く管理する事にあります!そこで、最初にあなたの「今の容量」を知る事が大事です!
容量を決める要因は
- 使える時間
- 時間あたりの処理能力(やる事によって違います)
これだけです。
使える時間はだいたい決まってきますよね?
つまり、時間当たりの処理能力で容量は決まるという事です
例を使って説明しますね!
例えば、Javaのプログラムを勉強しているとします。
あなたはどうやって、予定を立てますか?
やる事は、
- 内容の理解(本や教材を読む、ビデオを見るなど)
- 練習問題(理解した内容を使ってみる)
- 実践(自分で何かプログラムを作る)
- 修正(プログラムの場合はデバッグなど)
- 検証(思った通りにできたか)
という感じで、Javaと言っても勉強する項目は多岐にわたるので、
各項目でこの仮定を経て見に着けて行く事になります。
多くの有料教材の良い所は、1日に1時間とか2時間勉強できると仮定して
その時間でこれが出来るように工夫されています。
独学などでは、「内容の理解」に目が行きがちにどうしてもなりやすくなります。
そうすると、やる事のバランスが崩れてきます。
例えば、本を読みながらやる場合、本を読み進める事に偏ってしまう事が多いです。
そうすると、「勉強したつもり」になっていて、
実際に本を読み終えても、何か作ろうとすると意外にできない問題に直面します。
理由は容量の見積もりを「本を読む時間」でする場合が多いからです。
実際は、本を読む時間に加えて、他の事をやる時間が必要になります。
また、実際の勉強は1日でこの全てのやる事を実践できない場合がとても多いです。
その場合、このやる事を例えば1週間を通じて実行するとします。
そうすると、容量の評価に使う時間は、1日単位ではなくて、
一週間でどれ位かを考える必要が出てきます。
これが計画を一週間単位で管理する方がいい大きな理由です。
これが計画を一週間単位で管理する方がいい大きな理由です。
大事なのは、内容の理解から実践して修正するまでを1週間の計画に
きちんと取り込むことになります。このサイクルを1度は回さないと
なかなか成果になりません!
計画を立てる大きな問題
実は、計画を立てる上で、大きな問題はこのサイクルを回そうとするとやる事が一気に膨らんでしまいます。一つの項目でも必要な時間は多くなります
つまり、使える時間に対してやることが多くて、
十分に時間を使って取り組めないという状況が実に多くなっています。
つまり、見た目以上のやる事が多いのです!
例えば、本を読むことは勉強の一部であって、
それ以外の事をやらないと成果に繋がりません!
つまり、やる事が多すぎるので、「やらない選択」が必要になります
やらない選択をしてやる事を絞る必要があります!
その週にやる事を厳選して数個に絞って、使える時間の8割以下で割り当てる
これがあなたの容量です!
容量は変える事が出来る!
なれるまでは、あなたの容量は基本的にとても小さいです!なので項目を絞って時間を十分に書けて取り組まないと成果がでません。
所が慣れてくると、この容量は変わります。
「こつ」を掴めば、同じ時間で処理できる量は増えますし
プログラムやアプリを駆使して自動化を考えれば、処理できる量は増えます。
これは、結果を検証して修正する過程で効率化などのアイディアが出てきます。
最初は容量が小さいのでビジネスも大きくやると処理が出来なくなります。
なので、小さく試しながら規模を拡大する方が結果的に早く効果的に結果が出ます!
現在の容量は、実行後に出てくる結果からわかります。
あなたの容量を知るためにも、「実践」が必要になってくるわけです。
あなたも、あなたの容量を意識した計画を立てて効果的に結果をだしませんか?
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