他人の声が気になるあなたへ! ~ 違うのは当然!
他人の声が気になる?
行動の壁には「他人」が気になるという事もよくある話です。「他人の目」、「他人の声」が気になって行動が出来ないというわけです。
あなたは、そんな経験はありませんか?
「他人が気になる」というのはどういう事でしょうか?
もう少し具体的に掘り下げて見ましょう!
- そんな事をしたら笑われる、馬鹿にされる
- 失敗したら批判される
- 何故そんなことをやるのか必要以上に聞かれる
などいろいろですよね?
行動しない人は無責任!
まず最初に、「他人」に目を向けてみましょう!
ここで今日も「英語的思考」を基に意識改革をしてみましょう。
他人とは誰の事でしょうか?
他人は「三人称」はです。
「あなた(I)」でもなければ「あなたが向き合っている人(you)」でもありません。
ただし、ここで言っている「他人」は「あなた以外の人」という意味が強いです。
では、あなたが気になる「他人」は「あなた以外のどんな人」でしょうか?
最初に、あなたと一緒に行動しようとしている人を考えて見てください。
あなたは、その人が気になりますか?
おそらく、余り気にならないのではないかと思います。
では、あなたと一緒には行動していませんが「応援」してくれる人はどうでしょうか?
これも、余り気にならないのではないでしょうか?
多くの場合、「気になる人」はあなたに「批判的な人」です。
次に、あなたが「気になる人」を挙げてみてください。
どうですか?その人たちはあなたに「批判的」ではありませんか?
その人たちの「声」を想像してみてください!
どうして、あなたに批判的なのでしょうか?
幾つか共通の理由があります
- あなたに成功して欲しくない(失敗して欲しい)
- あなたに行動してほしくない
- 自分が批判されたくない
殆どがこうした理由である事が多いのです。
その裏にはこんな感情が隠れていたりします。
- あなたと同じような事をしているので負けたくない(自分が優位に立ちたい)
- 自分が行動できないので仲間が欲しい(自分が行動していない事への正当化)
という事が多いのです。
これを聞いて、あなたはどう思いますか?
要は皆不安なのです。自分の不安な気持ちを開放するために
必死で批判するというわけです。なので「無責任」なのです。
よくその批判を聞いてみると「根拠」がない事が殆どです。
そんなことは言っても…
とは言ったものの、他人の声が実に的を得ている場合もあります。そうすると、やっぱり不安になりますよね。
この壁の対策は、「無視」する事では解消されないのです。
よく、周りの声に振り回されるな、「無視」すればいいという事も耳にします。
気になっているときは余り冷静に考えられない物です。
違うのは当たり前!
この解決法も「意識改革」にあります。
この場合の、意識の持ち方は、「他人は自分とは違う」という意識を持つことです。
他人は自分とは違うのは当たり前ですよね!
当たり前なのですが、なかなかそう思えないのが問題を大きくしています。
あなたは、何故だと思いますか?
理由は「どちらが正しいかを決めようとしている」からです。
実は、どちらが正しいかを決める必要はないのです。
おそらく、全てが正しいくもあって、間違っているという事です。
それは、それぞれ立場や経験が違うので「前提条件」が微妙に違います。
前提が変われば、結果が変わります。
前提条件も、沢山ありすぎて何が違うかもよくわからないようなものです。
なので、どちらが正しいかなど判定するのは無理なのです。
ではどうするのか?
簡単です!
やる事は、「他人の話を聞く」「他人の主張を理解する」だけでいいのです。
大事なのは、あなた以外の人が、「どう考えているのか」を知るだけでいいのです。
欲を言えば、あなたの考えと「何が違うのか」が分かるといいですが、
難しければ、「誰がどのように考えているか」が分かれば十分です。
そのうえで、今回は「どの考え方」を「選ぶのか」決めれば良いだけです。
大事なのは、白黒をつけるのではなく、「選ぶ」ことです。
あとは、やってみれば結果がでます。
それから、この先どうするかを考えればいいだけの事です。
これだけで「一歩進みましたよね?」
行動していると、結果が積み重なります。
この経験が、次に「選ぶ」時の貴重なデータになります。
経験と共に、「あなたに合った選び方」がだんだんわかってきます。
「違うのは当たり前」なので、他人の選び方自体は意味がありません。
しかも、あなたはきちんと他人の意見に目を向けているので
「無視してしまった」という後悔も残りません。
これがどういう事かというと、
「他人を尊重する」「自分で決める」というビジネスの基本のマインドセットです。
あなたが、他人に振り回されているなと思う場合は、
あなたはまだ意識改革がすんでいません。
今日の話は、コンセプトは何となくわかると思いますが、
なかなかピンと来ることではありません。
上手く、出来るようになるには「練習」が必要です。
何の練習か「人の話を聞く」だけなんですが、これがなかなかできません
問題は、人の話を聞いていて何か
あなたの意見や考えと違うと「反論したくなる」物です。
ここが難しい所です。
繰り返しになりますが、目的は「どちらが正しいかではありません」
相手の考えを「よく理解する事」にあります。
なので、あなたがするのは反論ではなくて、「質問」です。
質問する事で相手の考え方の詳細に入っていけます。
でも、「質問」も問題です!
質問に意識が行くと、質問する事が目的になってしまいます
わかりますか?目的が変わってしまいますよね。
大事なのは「相手が何を言ったか」「相手が何を伝えたいのか」です。
なので、あなたが相手にすることは質問ではないのです「確認」です!
こうすると、初めて相手の伝えたいことが分かるようになります。
話を聞いて、あなたの受け止め方が相手の意図する事かを確認するので、
相手の言いたいことがしっかりと伝わります。
それがわかった上で、最後に2~3の質問、どうしてそう考えるのかを
聞く位でちょうどいいのです。
まずは、短時間でいいので「話を聞く」練習をしてみてください。
あなたが意識改革で常に意識する事は:
- 反論しない
- 質問しない
- 一番重要なのは「確認」
- 最後に簡単な理由や背景を聞く
この4点です。
シリコンバレーSWでは聞く練習のお手伝いをしています
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