ビジネスを立ち上げる時間

準備はどれ位かかる?

前回は費用の話をしました。
費用と並んで気になるのが時間ですよね?

「時は金なり」というように時間とお金は切っても切り離せない関係があります。

準備にどれ位かかるかは、どれ位仕事量があるかで決まります。

つまり、仕事量を減らせば、早く立ち上げる事が可能だという事になります。

小さく立ち上げる!

何回か「小さなプロジェクト」の話を投稿していますが、
小さく立ち上げるというのが、素早くビジネスを立ち上げる一番の方法です。

では、何を「小さく」したら仕事量が減らせるでしょうか?

あなたならどうしますか?

一番簡単なのが「規模」です。規模を小さくすると作業量は減ります。
要は必要最低限を考える事です。

なぜ必要最低限か?

これには、幾つもの理由があります。
仕事量を減らすというのも勿論ありますが、一番の理由は「リスクを減らす」事です。

初めてビジネスをする場合、最初はまず間違いなく失敗します!
大規模に展開してしまうと、時間もかかる上に、損失も大きくなります。
そして、失敗の原因の特定も難しくなってきます。

短期間でやる事を限定して実行した方が、全体を見通しやすく
失敗の原因の特定も簡単です。

どこを小さくするのか?

もう少し具体的な話をすると、小さくするのは対象にする「見込み客」です。
見込み客は、「あなたの商品やサービスに興味のありそうな人達」です。

それなりの人数の見込み客を集めるのは大変です。
いわゆる集客ですが、結構苦労されている方が多いと思います。

なので、これを最初は10~20人に絞ります

「それだけ?」と思われるかもしれませんが、少ない人数に売れない物は
人数を増やしても売れる物ではありません。

なので、まずはあなたの商品やサービスが売れるかどうかを試すというわけです。

なので、目標は10~20人の見込み客のうち、1~2人に売る事にします。

どうですか、購入しそうな人を20人くらいなら何とか集められそうだと思いませんか?

これだけで相当の時間とお金を節約できます。
何百人を越える見込み客集めは、最初は大変なものです。

そのうえで、商品の企画を詳しく詰めます。

多くの人たちに興味を持ってもらえる商品を考えるのは大変ですが、
対象が20人くらいならば、興味の近い人たちを集めるのもそれほど難しくありません。
最悪の場合、個別対応もできる人数です。

その人たちを対象に、「期間を区切って」セールス活動をします。

期間を区切るのには理由があります。
売れない物は時間をかけても売るのは難しいからです。

でも、この場合の問題点はある程度絞りやすくなります

  • 商品に問題がある
  • 対象とする見込み客が合っていない
  • 売り方(セールス方法)に問題がある
大体、こんな感じです。
人数が少ない場合、直接いろいろな意見を聞く機会が得られる可能性も高くなります。

そうすると、次回にはどこに修正を加えて改善するかが比較的簡単にできます。
このやり方だと、あえて広告を出す必要性も少ないので、
あなた自身で、宣伝やセールスをするのも簡単にできます。
個別に、メッセージを出すことも可能ですし、反応を見ながら
情報を引き出すこともできます。

また、時間を区切っているので、必要以上に無駄な努力をする必要がありません。

ビジネスでは、ほんの少しの修正でも結果が大きく変わる事があります。
この小さなプロジェクトを繰り返して、小さな変更を繰り返すことで、
あなたのビジネスに必要ないろいろな事が見えてきます

どこで見込み客を見つけるか?

10人から20人の見込み客ならば、比較的簡単に集められます。
どこから集めるか「一つ」だけ選んでください。
「いろいろな所から集める必要はありません!」
他のメディア、場所を使うのは次のプロジェクトで構わないわけです。
なので、小さくやる場合は、あなたの時間を集中して有効に使うためにも
一つに絞ってください!

SNSやブログの読者の方などが比較的アプローチしやすいと思います。

幾らで売るか?

高く売れれば良い事は確かです。
しかし、この小さなプロジェクトでは価格は余り問題ではありません

一番の理由は、興味を持ってもらえるかが大事だからです。

なので、「無料」というのは一つの選択肢です。
その場合は、お金の代わりに、いろいろなフィードバックなどのデータを受け取ります。

しかし、お勧めは、安価でもいいので価格を着ける方がより良いデータを取れます。
実は、「無料」と「有料」では大きな違いがあります。
ただなら、興味を持つ人も、「有料ならばいらない」という人は多い物です。
なので、安価でもいいので値段をつけてください

今日からでもできます!

このやり方ならば、今日からでもできます。
プログラミング技術でビジネスをする場合は余り元手がかからないのは
これまでに説明した通りです。

早く始めて、魅力的な商品に育てるのが、最短距離です。

シリコンバレーSWでは、小さなプロジェクトのやり方の講座も開催しています。
お問い合わせはこちら!

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