資格って大事? ~ 資格の本質とは?



2019年8月10日

資格って大事?

資格幾つ位お持ちですか?
資格を沢山お持ちの方は多いと思いますが、資格を何の為に取るか考えた事ありますか?
今日はそんな話です。

例えば、お医者さまや、弁護士など資格がないとできない仕事も沢山あります。
その場合資格がないとその仕事ができないので資格を取る事は大事ですよね!

ところが、そうでない資格や認定試験などいろいろあると思います。
その資格や認定試験に合格しなくても仕事はできるのですが、
実際はそうした資格でも取る人が沢山います。

日本の試験は難しい!

実はアメリカにやってきて思ったことの一つに、日本の試験は難しい!という事です。

一つの例を挙げると、今は余りやる人がいなくなったアマチュア無線の資格などは良い例です!

私日本でもアマチュア無線の資格を持っていて日本でも試験を受けて免許を取りました
先日、息子がアマチュア無線の資格を取ったのを機会に、アメリカでも免許を取りました

私が日本でアマチュア無線の免許を取ったのはもう40年違く前の話です。
幸い技術的な仕事をしていたので、意外に忘れていなかったのでアメリカでも
何とか資格を取る事ができました。

日本では第二級アマチュア無線技士の資格まで取りました。当時はまだモールスコードの
試験があって和文のモールスコードの試験が面倒で一級は採りませんでした。
昨年アメリカで免許を取った時は、一番上のAmateur Extraの資格を取りました。
日本の第一級相当でこの資格を持っていれば日本で第一級アマチュア無線技士と
同じ無線設備の操作を行う事ができます。

ところが、この一番上の資格の問題は感覚的には日本の第3級や第4級と同程度の
難しさの問題に感じました。つまり日本の試験の方が難しいのです!

アメリカで免許を取ったので地元のアマチュア無線クラブに入ってわかったのですが、
アメリカの場合は「必要最低限の知識」のテストだそうです。
勿論、無線設備の技術的な問題は出るのですが、内容はもっと実践的な内容で
理論的な内容の物は日本の試験の方が遥かに高度の内容でした。

アメリカの試験の目的は何か?

実はアメリカの試験は、アマチュア無線をやる上で知らなければいけない事を確認する
試験と言う事です。やってはいけない事、絶対に守らなければいけないルールを含めた
実際に無線設備を運用するために必要な物をそれぞれのクラスに応じて試験しているという感じで「知識」を問う試験ではありません。

一方で日本の試験は、どちらかと言うとより理論的な知識や理解度をテストしている感じで、どちらかと言うと大学の試験みたいな感覚がありました。

もう一つ面白いのは試験の仕組みです。日本の場合は国家試験扱いで実際の試験は民間の業者に委託して行われていますが、アメリカの場合は、アマチュア無線家のボランティアが試験を行ってFCC(アメリカの無線関係の事を管理する役所)に報告するだけです。

つまり、基本的なルールと最低限の技術的な知識があれば後は自分たちでやってね!
という感じですが、日本はあくまで国家資格です。

日本の多くの認定資格は?

少し話が本題からズレてしまいましたが。
アメリカの場合は、資格は最低限のルールと、その分野の最低限の知識の確認が資格です
では日本の多くの認定資格は何のためにあるのでしょうか?

日本の場合も勿論ルール(関連の法律や規制)と知識を試す試験ですが、
外国から見ていると少し趣旨が違う様に見えます。

日本の資格は「お墨付き」という意味合いが強いという事です。
つまり、「資格を持っている事は凄い」という感じです。
それで、必要以上に難しいのではないかと思います。
試験をする方は、お金をもらって試験結果によって資格を発行する事で
受験者(資格保持者)の能力を示す事をやっているという事です。

実際に自分自身で能力を示すのは簡単な事ではありません
そこで第三者の機関にそれを証明してもらえれば楽ですよね
それが実は多くの認定試験の正体ではないかと思います。

そう考えるといろいろな事が納得がいくと思います。
アメリカに比べると日本にはより多くの認定試験があると思います。

中には実務経験を要求されたり、実技試験やある特定の大学の学科の卒業が
受験資格などでその人の実際の実力も担保している物もあります。
それらはどちらかと言うと、仕事に必要な資格が多いと思います。

それ以外の資格は、単に知識を問う物が多く、実際の実力(実行力)まで
照明する物ではない事も多いと思います。

資格を取る理由は?

実際に資格を取る理由は、就職の時などに自分の実力を示す道具としての
意味合いが大きいのだと思います。
勿論、資格を取るために勉強した事はそれなりに評価されるべきだとは思います。
所が、資格を持っている事と、その実務の実行能力は必ずしも一致しません。

その辺は、自分である程度、自分の力をきちんと説明して相手にわかってもらう
能力が必要だと思います。実際にアメリカの面接ではそれを実践している場合が
殆どです。

資格に頼らずに自分で自分の能力や実績を表現する事
それが資格より大事な事の様に思えます。

アメリカの資格の考え方は、最低限の知識は見るけれども
その後は本人の努力次第で仕事の内容は変わるという物です。

一方で日本は、資格さえ取れば良いという考えの様に思います。


資格のあり方考え方を今一度考えて見ると大きな成長があるのではないかと思います!


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