クラウドソーシングの案件獲得 ~ なぜ実績が重視されるのか?
2019年9月1日
クラウドソーシングの案件を獲得する!
先月連載していた登山・ハイキングのためのGPSのデータ解析は実際の実装の作業を引き続き行って行きます。少し時間がかかると思いますが、適宜アップデートをしていきます。新しい月に入りましたので、別のテーマの連載を始める事にしました。
今回のテーマはクラウドソーシングの案件の獲得です!
クラウドソーシングでも、特にWeb制作やシステム開発といったプログラミング技術を使った案件の獲得のコツについて書いていきます。
無料資料のプレゼントも考えていますので是非読んで頂ければと思います!
実績が重要?
ランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングのサービスを利用すると、個人でも比較的簡単にプログラミング技術を生かした仕事を獲得できます。
そうした事もあって、プログラミング技術を武器にフリーランスとして活躍される方も増えています。
ところが、フリーランスとして活動をこれから始める方や、フリーランスとして活動を始めたばかりの方はクラウドソーシングの案件を獲得するのが難しいケースも沢山耳にします。クラウドソーシングの案件を獲得できない大きな理由として「実績がない」という事が挙げられています。
値引きをすれば案件が獲得できる?
もう一つ、良く耳にする話が、値引きをすれば、クラウドソーシングの案件を獲得しやすくなると言われています。このやり方は、間違っているわけではありませんが、効果がある場合をきちんと理解している事が必要です。
この方法が効果があるケースと言うのは、
「価格以外の条件が似たような状態にある場合」
だけです!つまり他の要素が同じような場合、価格が安い事はクラウドソーシングの発注元が発注先を決める上で有利になるという事です。
それ以外の場合は、単に価格が低いという理由で、クラウドソーシングの発注元が受注先を決める事はないと考えた方が無難です。
クラウドソーシングの発注元の優先事項
実績や受注価格を考える前に、理解する必要があるのが、クラウドソーシングの発注元の優先事項を正しく理解する事です。
あなたは、クラウドソーシングの発注元の最優先事項は何だと思いますか?
クラウドソーシングの発注元の最優先事項は、依頼した仕事を確実に完了する事です。
そのために、幾ら受注価格が低くても、仕事を完了できるかどうかわからない発注先には仕事を依頼しないという事になります。価格は最優先事項ではありません!
実は、この確実に依頼した仕事を完了する事が実績を重視する一番の理由です!
クラウドソーシングでは、知らない人に仕事を依頼するケースが多くなります。そうなると、クラウドソーシングの発注元は、殆どの人の本当の実力はわかりません。その時に、応募者の実力を判断する一つの方法が、過去の実績になるからです。
特に、ランサーズやクラウドワークスでは、過去に応募者が受注した案件を見る事ができます。これには、過去の発注元の声も含まれているので、本人が「その仕事を出来る!」と言うよりは信頼性が格段に高くなります。これが、多くのクラウドソーシングの発注元が過去のクラウドソーシングの実績を重視する本当の理由です。また、過去にクラウドソーシング依頼した人に繰り返し依頼する傾向が強いのも同じような理由で、以前の経験からこの人ならば大丈夫という信頼が他の人よりは大きくなるためです。
新規参入者は受注できないのか?
では、新規にクラウドソーシングを通じて稼ごうと考えているフリーランスの方はクラウドソーシングの案件は受注できないのか?という事になりますが、そういうわけではありません。
過去のクラウドソーシングの実績以外で、あなたの実力をクラウドソーシングの発注元にわかって頂けば良いだけの話です。
実績以外で、あなたの実力をクラウドソーシングの発注元に示す方法は幾つかあります。
- 過去の職務経歴で関連した実績、経歴を示す
- あなたが制作した物を提示(ポートフォリオ)
- 具体的な仕事の手順や方針(依頼内容の理解度を手順や方針で示す)
つまり、提案書で上手くこうした項目をクラウドソーシングの発注元に示すことができれば、案件を受注する可能性が大幅に高くなります。そのうえで、少し受注価格を値引きする事であなたを有利な状況にすることが十分に可能です。
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