クラウドソーシングの戦略的提案 ~ 不利な案件を選んでいませんか?
2019年9月11日
クラウドソーシングの戦略的提案
クラウドソーシングで案件を獲得するには、戦略的に提案する方が獲得できるチャンスは大きくなります。逆に、不利な案件では、よい提案をしてもなかなか獲得できない事も多くなります。
現実問題として、100%クラウドソーシングの案件が獲得できるという魔法の様な方法はありませんが、クラウドソーシングの案件獲得を有利に進める戦略は存在します。
クラウドソーシングの発注元は誰を選ぶか?
あなたが、クラウドソーシングの発注元だとして、あなたならどんな提案を選びますか?
まずは、そこが戦略的提案を考える最初のステップです。
提案を選ぶ際に見る重要項目については、以前の投稿でも紹介しましたが、
- 技術力
- 実行力
- 品質
- 信頼
です。でも、考えて見てください。誰か一人が飛びぬけて素晴らしい提案をしている場合は選ぶのは比較的簡単ですが、同じような提案が複数あった場合どのように選びますか?
そうしたばあい、見積もり価格は一つの評価基準になります。
そういう場合には「値引き」は、戦略的提案のやり方の一つになります。
他の人の提示額はわからない
クラウドソーシングの大手のサービスでは、誰が提案しているかは見る事ができますが、提示額はクラウドソーシングの発注元しか見る事はできませんよね?
また、誰が極端な値引きをしているかを見極めるのも非常に難しく、「値引き」はどちらかと言うと余り良い戦略とは言えません。
知っている人がまずは候補!
値段も含めて同じような条件ならば、殆どの場合選ばれるのは
- 知っている人
- 実績が多く悪い評判のない人
になります。同じ発注元から複数の案件を受注している人が競合にいる場合は、その人が発注先に選ばれる可能性が高くなります。また実績でも極端に実績が多く評判の悪くない人が選ばれる可能性が高くなります。
まずは、そういう極端な案件を避けて、競合は多くても、あなたと同じような条件の人が提案している案件を選んだ方がクラウドソーシングの案件を獲得できる可能性が高くなります。
案件の分析をする
多くの人は、「出来そうな(出来る)」案件を提案しますよね?
あなたが出来そうと思う案件は、他の人も同じように思う事も多くなります。
つまり、競争が激しいという事です。
特にWeb制作関連では、HTML/CSS/Javascript/PHPなどは、勉強されている方も多く応募が集中する傾向が高くなります。
そこで、案件の調査をして提案数が極端に多い案件の特徴を探します。
また、反対側、つまり提案が比較的少ない案件の特徴も探します。
同じようなスキルでも、例えば何かのフレームワークのスキルが入るだけでも提案数が少なくなるものです。そうした案件の特徴が見つかったら、そのスキルをまずは身につけましょう!そうすることで、あなたが有利に戦える案件が見つかります。
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