発注元になってみる! ~ 視点を変えて、さらに深堀する!



2019年9月18日

発注元になってみる!

クラウドソーシングの案件獲得の4つのエッセンスは、
発注元が求めている「基本的な」要件です。

実際に詳細の要求の詳細を掴むには、仕事の詳細についての記述を読むだけでなく
視点を変えて見てみる事が大切です。

視点を変えるとは?

どうやって視点を変えるかが問題になります。
一つの方法は、仕事を受ける側ではなく、実際に出す側、
つまり、発注側の立場に立って考えるともう少しいろいろな事が見えてきます。

実際に発注元になったつもりになって、その役を演じるというのが一番です。
いかに発注元になり切れるかというのがポイントです。

あなたが発注元ならどうする?

最初に考えるのは、発注元から説明されている事をまず見てみてください。
あなたが発注元ならば何をハッキリ見せて、何を見せませんか?

当然仕事の重要項目は相手が分かるように説明しますよね?

では、あなたなら何を見せませんか?
恐らくこうしたことは、仕事を受ける立場では余り考えないと思いませんか?

例えば、納期です。多くの場合は、実際に本当に必要な納期より前を設定しませんか?
そうする事で、万が一、発注先が納期より少し遅れる事があっても対策が打てます。

これは一つの例ですが、発注元が仕事をクラウドソーシングに出す場合
全部の情報をオープンにするとは限りません。

その隠れた部分を考える事で、案件獲得に向けて対策を練る事ができるからです。

隠れた情報をどう考えるか?

では、隠れた情報が見えてきたらそれをどう考えるかです。
例えば、納期に余裕があるとわかったらあなたならどうしますか?

余裕があるからといって、納期より遅れても大丈夫とは考えませんよね?
あくまで、納期は期限前ですよね。

クラウドソーシングの案件の要求をきちんと満たしたうえで期限前に納品と言うのは
変えるべきではありません。

そうなると、その時間をどう利用するかです。
その時間を、クラウドソーシングの要求以上の事を達成するために利用するような
提案が出来ると、発注元にも魅力的な物になります。

要求より少し機能を強化したりとか、より詳細なテストをするなど
あなたが要求以上の事を提案すると有利になる場合があります。

いつも、与えられた情報を基に提案を考えるより、
発注元の立場になって、表には表れない情報にも気を配る事で、
受け身では出来ない提案を作れる可能性が出てきます。

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