どの案件を狙うか? ~ クラウドソーシングの案件獲得の戦略



2019年9月20日

あなたはどの案件をねらいますか?

今月はクラウドソーシングの案件獲得の為の記事を連載しています。

案件獲得の対策のためには事前調査が大事と言う話を何日か前に投稿しました。
またクラウドソーシングの発注元が重要視する4つのエッセンスの紹介をしました。

そうした事を踏まえた上であなたはどの案件を狙いますか?

今日の投稿はそんな内容の話です。

Web制作の仕事を例に!

プログラミング技術の中で多くの人が勉強している分野にWeb制作があります。
HTMLとCSSが書けるとWebページの制作ができるので
クラウドソーシングなどの仕事も可能になります。

実際にWeb制作の案件は多いのも、HTMLやCSSを勉強される方が多い理由になっています

あなたも、クラウドソーシングの仕事の内容を見ていて「これならできそう!」と
思って案件に提案しますよね?

しかし、よく考えて見てください。
あなたが狙う案件に提案する人は「あなたに似ている人」が多いのです!

つまり、ほぼ全員HTMLとCSSができるのです!

あなたに依頼する理由は何か?

そうなると、HTMLとCSSが出来るというストーリでは競合する相手に対して
あまり有利ではない事は明らかですよね?

そうなると何が別の所であなたの競合相手との違いを打ち出さないと
あなたの提案は目立ちませんよね?

実は、提案の戦略のポイントはいかに競合相手との違いを打ち出して
あなたに依頼する理由をハッキリさせることです。

Web制作の案件全部を狙うのは難しい!

そう考えるとWeb制作の案件を全部狙うのは余り得策ではありません。
Web制作の中であなたが有利に戦える案件を選ぶことが重要になってきます。

具体的にはHTML/CSS以外であなたが発注元にアピールできるのは何かを考える事です

そうなると、Web制作全部を狙うより、Web制作の中のあなたがアピールしやすい案件を狙う方が良いという事になります。

例えば、Webサイト制作ならば、あなたが詳しい業界に特化して案件を狙うとかです。
あとは、あなたがWordPressでのサイト制作が得意ならば、HTML・CSSだけではなく
WordPressでのサイト作成を希望する発注元を狙うとかになります。

その時に何故発注元は「WordPress」でのサイト制作を望んでいるのかを考えると
チャンスが広がります。「WordPress」を指定するのには当然理由があるからです。

LP制作を狙うのも一つの方法です。しかし、考えなければいけない事は
その発注元は「何故LPが必要なのか?」を考える必要があります。
勿論、それにも必ず理由があります。

大切なのは、HTML・CSSが出来る事を訴える事ではなく、
発注元が何故その仕事を依頼しているのか、その制作物に何を期待しているのか
など、案件の説明に現れない所を読み取って戦略を立てる事にあります。

そうした細部を読み取って、あなたの提案に取り込んで行く事であなたの提案は
大きく変わってきます。

その辺を意識して今まであなたはどのような案件を狙ってきたのかを考えてみてください

それを意識するだけであなたの提案は大きく変わって、より魅力的になります!


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