出来る案件か取れる案件か ~ 変わる事前準備



2019年9月23日

出来る案件か取れる案件か?

どのクラウドソーシングの案件を狙うかとう戦略を立てる時に、
「出来る案件」か「取れる案件」かという話を投稿しました。

どちらを選ぶかで事前準備も大きく変わってきます。

出来る案件の準備は基本的に「作る準備」が中心です。
取れる案件の準備は「取る準備」が中心です。

これだけでも、取れる可能性が大きく変わるのはわかりますよね!

出来る案件の準備は作る事!

まず、出来る案件を狙う場合を考えてみます。
これも何度も書いている事ですが、出来る案件は「あなたが出来ると思う案件」です。
そう考えると、選んだ時点で既に準備が出来ている案件とも言えます。

その場合、あなたなら何を準備しますか?

いろいろ聞いてみると殆ど準備をしないという方が圧倒的に多くなります。

一通りプログラミングを勉強して作れるようになったところで、
そろそろクラウドソーシングの案件をやってみようという事で挑戦する場合は
殆どの方は「出来る案件」を選びます。

ポートフォリオに幾つかの「作品」を並べて、「作れます!」強調する提案を作ります

ところが、競合相手の多くも同じような人が多いので、違いがなかなか出せません。
これでは、クラウドソーシングの案件獲得が難しいのは当然です!

取れる案件を狙う場合は?

取れる案件と言うよりは、案件を取りに行く場合はちょっと事情が変わってきます。
「取る」ためには戦略(作戦)が必要です。
その戦略に合わせて事前準備が欠かせません。

前提条件も変わってきます。同じ作るのでも、「どう作るのか」「どう見せるのか」など、工夫する必要が出てきます。
どういうことかと言うと、あなたの作品を「特別の物」にするからです。

特に、クラウドソーシング発注元にとって「特別な物」に仕上げるのがポイントです。
そう考えると、発注元によっても、案件によっても変わってきますよね

そうなると、提案の前に個別に準備する事は必ず出てきます。

事前調査では、案件の特徴を絞って、どういう方向性で「特別な物」に仕上げるかを決めますが、実際に案件を狙う場合それをさらに詳しく掘り下げて、案件ごとに特化した「特別仕様」を作て行く事になります。

それには、何が一番重要だと思いますか?

それは、案件をよく見る事、クラウドソーシングの発注元を良く見て理解する事です。
相手を見てそれに合わせて作る、提案するという事です。

事前準備は、あなたが獲得したい案件を、「取れる」ようにするための準備です。

「出来る案件」を選んでいる限り、「取る」という準備がおろそかになりやすくなります

そういう意味で、取れる案件を考える事に意味があります。

クラウドソーシングは初心者向け!

実は、クラウドソーシングはプログラミング技術を使ったフリーランスとしての入口とも言えます。本格的にフリーランスとして活動していくためには、自分で仕事を取ってくる必要が出てきます。しかし、これはやってみると結構難しいです。

どこに、どんな仕事があるかを見つけて営業活動するのは簡単ではありません。
クラウドソーシングは、どこにどんな仕事があるかはサービスを利用すれば簡単に
見つかります。

あとは、あなたの提案が魅力的ならば仕事を取れます。

ここで、まずはあなたの提案を「売る」訓練をすることが将来のフリーランスとしての
資質を育てます。事前準備は実はそうした、ビジネスの訓練です!

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