クラウドソーシングの提案書



2019年9月25日

クラウドソーシングの提案書

今日はいよいよクラウドソーシングの提案書です!

提案書の書き方は大切ですが、
一番大切な事はあなたのメッセージが発注元に伝わるかどうかです。

幾ら詳細の提案書を書いても、
クラウドソーシングの発注元に見てもらえなければ意味がありません

詳細の提案書はおまけ!

ということで、詳細の提案書は作成しますが「おまけ」です。
まずはこれを認識してください!

では、主役は何かというと、クラウドソーシングの提案フォームです!
そうです、クラウドソーシングの提案をしたことのある方にはおなじみのフォームです

実はこれが一番重要です。

提案フォームの役目

提案フォームは、あなたのメッセージをクラウドソーシングの発注元に届ける物です。
当たり前ですが、それが提案フォームの本来の目的です。

その当たり前の提案フォームが鍵です。

その限られたスペースに案件獲得の為の4つのエッセンスを簡潔にまとめて伝えます。

基本はポートフォリオを中心に、あなたの「技術力」と「実行力」を
クラウドソーシングの発注元にイメージしてもらうように書くのがコツです。

  • 何故そのポートフォリオを選んだのかを案件に繋げるように見せます
  • あなたがどのようにポートフォリオを作ったのか
  • そして、あなたに依頼する理由(メリット)を伝えます
そのうえで、詳しい提案書にその詳細を説明します。

詳しい提案書はあなたのメッセージから発注元が興味を持てば詳しい提案書を
見て頂けるでしょうし、あなたのメッセージが届かなければそれで終わりです。

特に重要なのが、「あなたに依頼する理由です」


つまり、他の競合相手と何が違うのかをハッキリさせる事にあります。

クラウドソーシングの発注元は忙しいという事を頭に置いてください。
一つの提案にかける時間は、発注元が興味を持たない限りそれほど長い物ではありません

つまり、提案フォームのメッセージで発注元の興味を引けなければ発注は難しくなります

違いを伝えると言っても簡単ではないですよね!?

まずは、多くの競合相手が書くであろう「当たり前の事」は除いてください!

例えば、

  • 私は要求する内容の物を作れます! ->当たり前です!
  • 納期は守ります ->当たり前です!
では、同じことを別の伝え方をしたらどうでしょうか?
  • 要求する物をどう作るか、発注元の視点で表現します
  • 納期を守る事を、どう伝えるか
「発注元の視点」とは何でしょうか?これは、発注元は何故それが必要なのかです。
その目的を達成するために、あなたはどんな工夫をしますか?
あなたが作る物は発注元の期待以上の成果を得る事ができますか?
これが、発注元の視点です。
あなたのメッセージは
「私が作る物で、発注元に期待以上の成果を提供できる」
という物にします。

納期を守る事も同じです。発注元の視点で考えてください。
「何故、納期を守ると言えるのですか?」
「どうしたら、あなたが納期を守れる事を実感してもらえますか?」

こうした事を意識してメッセージを作ってください。

LPの制作なら。。。

クラウドソーシングの発注元がLPの制作の依頼をする場合の例を考えてみます。

発注元の目的は人を集める事(集客)だったり、販売という事が多くなります。

この場合あなたがLPを作れば「人が集まる」「売上が上がる」をいうストーリが必要です

あなたならどんなポートフォリオを用意しますか?

効果的なポートフォリオは、

例えば、「人を集める」を強調する場合、

ポートフォリオの制作のテーマとして、「XXXのイベントに人を集めるLP作成」で制作して、実際のイベントで「XX人集めました」というストーリで、細かいデータは詳細の提案書を見てくださいとするのは一つの例です。

あるいは、「女性に化粧品を売る」というテーマで化粧品のアフィリエイトのLPを作って
LPのアクセス数がXXXで、そのうちのXXXに実際に購入してもらいました。

と言ったような、ストーリーとデータでアピールします。

ポイントは、ポートフォリオのテーマがクラウドソーシングの発注元の目的に合っているという事と、データのサンプルは少なくても、実際に集めたデータを提示する事です。

これだけあれば十分にクラウドソーシングの受注実績に匹敵する興味を引く事ができます

よくあるポートフォリオの悪い例ですが

  • メッセージが「綺麗なサイト」、「見やすいサイト」
  • 制作物が「凝ったデザイン」、「特殊なコーディング」
  • 同じようなLPを作った事がある(=私は作れる)
ですが、クラウドソーシングは、美術の品評会でもなければ、コーディングのコンテストではありません。提案元が一番興味ある事は目的を達成する事です。
  • 発注元の目的が達成できる!(成果、納期)
これが一番重要で、発注元を引き付けるメッセージです。

如何ですか何となくポイントはご理解頂けたでしょうか?

あなたのケースの相談も受け付けています!是非ご相談ください!


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