会社かフリーランスか?



2019年9月30日

会社かフリーランスか?

プログラミング技術を勉強して、仕事にしたいと考える場合2つの選択肢があります。
一つは、「会社で働くため」もう一つは、独立して「フリーランス」として働くためです
中には両方を視野に入れてという人もいらっしゃるかと思います。

あなたは、どちらですか?
どちらも、プログラミング技術を生かして稼ぐという観点では同じですが実際にやる事は結構違ってきます。

プログラミング技術だけで稼げる会社!

就職や転職を目指す場合、会社が求めている物は殆どの場合プログラミング技術です。
他の必要な物は会社が決めてくれるので与えられたプログラミングをすることが仕事です

そこで、求められるのは会社が必要とする分野のプログラミング技術です。
また、それぞれのレベル(プログラミング能力)によって、
仕事を分配してグループ単位で仕事を実行していくので、あなたのスキルに合った仕事ができますし、仕事をしながら勉強する事もできますし、教わる事もできます。

雇ってもらえれば、プログラミングの初心者にはありがたい仕事とも言えます。

問題は、プログラミング未経験者で雇ってもらえるかという事と、
日本の場合、年齢制限が設けられている事が多いという事があります。

それでも、根気よく探せば少ないですが仕事はあるようです。

フリーランスは?

フリーランスは、会社などに属さないで仕事を受けて稼ぐ形態です。

会社で働く場合と違って、多くは個人でビジネスをしている場合が多く、
プログラミング技術以外の会社が面倒を見てくれていた部分も自分でやる必要があります

  • 仕事を見つけて取ってくる
  • 報酬、期限など条件の交渉
  • 実際の仕事(作業)
  • トラブル対応
他にもいろいろあると思いますが、
会社の場合専任の部署や人がいて担当する仕事を全て自分でやる必要があります

つまり、プログラミング技術以外の知識やスキルも必要になります。

その代わり、未経験者でも実力があればできますし、年齢制限もありません。
要はあなた次第という事です!

同じ仕事ができるか?

そこで出てくる疑問ですが、会社とフリーランスで同じ仕事ができるか?
という質問です。

可能性はありますが、殆どの場合の答えは「No」です。
経験も豊富で、優れたフリーランスの人は会社で行われているような仕事を受注できる場合があります。少なくても、フリーランスとしては駆け出しでも、会社で十分な経験を積んでその実績が評価されていないと受注は難しいと言えます。

一般的には未経験のフリーランスに直接依頼する事はないと考えた方が無難です。
理由は簡単で、見知らぬ人に依頼するにはリスクが大きいからです。

そこで多くの人がフリーランスとして最初に狙うのがクラウドソーシングです。

クラウドソーシングの利点

未経験でも仕事を獲得できる可能性が高いのがクラウドソーシングの最大の利点です。

さらに、お客様(案件の発注元)は確実に、そこにいるというのが魅力です。
つまり、どこにどんなお客様がいて、何を求めているかという市場調査が不要です。

これは新規に参入する上でとても魅力です。この市場調査は実に手間がかかって
ビジネスを始めたばかりの場合骨の折れる仕事だからです。

勿論、欠点もあります。多くの人が一つの案件に提案するので競争率が高いのと、いくら仕事があっても、最初の案件を獲得するのは思っている以上に厳しいからです。
また、クラウドソーシングのサービスを提供している業者が報酬から手数料を徴収するので、報酬が目減りします。

したがって、フリーランスの入口として上手く利用して、クラウドソーシングに依存しない方向を考える必要があります。

どちらが良い?

大きなプログラミングの仕事をしたい場合、まずは会社に入ってやってみる方がチャンスが多いです。ただし、組織で仕事をするのと、ある程度会社のルール上でやる必要はあります。また、会社の先輩や、経験豊富な方からの指導も受ける事が可能です。

一方で、単に稼ぐ事が目的ならば、フリーランスは悪くありません。
自分の裁量で、沢山稼ぐ事も可能ですし、仕事もある程度選べます。
ただし、プログラミング以外の沢山の事を全て自分でこなすか、お金を払って誰かに依頼したりする必要が出てきます。

また、プログラミング技術の分野も結構変わってきます。特に最初はクラウドソーシングから仕事を取るとした場合、Web系の仕事が多いので、それに関連した勉強が必要です。他の分野でも仕事はありますが、限定的です。

一方で会社で働く場合は、要求されるプログラミング技術も多岐にわたるので、やりたい仕事、働きたい会社などを良く考えて勉強する必要があります。実際に行う仕事も、経験が少ない人の場合は、フリーランスの方の多くがされている仕事とは違ったタイプが多くなります。

あなたが、やりたいのはどちらの仕事でしょうか?

そうした、ご相談承っております。

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