ビジネスチャンスを広げるには？ ～ 一緒に仕事をしたい？

Silicon Valley Super Ware

2019年10月10日

ビジネスチャンスを広げるには？

プログラミング技術を生かしてフリーランスとして稼ぐのに大事な事は何でしょう？

当然「プログラミング技術」は一つの大切な要素です。

プログラミング技術を生かしてフリーランスとしてやっていこうと考えている方はその基になるプログラミング技術を勉強されていると思います。

ところが、フリーランスとやっていくには「プログラミング技術」だけでは難しいです。

このブログでも、技術力以外に、実行力や品質、信頼が必要だと書いてきました。

その辺が実際に発注先を決める上でクラウドソーシングの発注元が見るポイントです。

以前クラウドソーシングの話を書いた時にも触れましたが、

ある案件に提案するという事は、その案件に必要な技術力は持っているのが前提です。

他の要素にしても、決められた期限前に仕事を完了するのも当然ですよね？

十分な品質を確保するのも当然です。

まずは、その辺を発注元にわかるようにアピールするのは大切です。

ポートフォリオを含めて、要所を抑えた提案書を準備するのは第一ステップです。

提案書に、こうした基本的な部分がないと案件の獲得は難しいです。

過去のクラウドソーシングの実績はそれを補完する事ができるので

実績がある人はある程度有利なのも事実です。

でも、よく考えて見てください。

これら全部は「できます」というメッセージが基本です。

つまり、基本的な提案書の構成を理解していれば余り差がつきません。

なければ、案件の獲得は難しいですが、あっても決定打にはならない場合が多いのです

ビジネスチャンスを広げるには充分ではないという事になります。

一緒に仕事をしたいか？

基本的な提案書が同じレベルならば決め手になるのは他の部分という事になります。
そこでよく使われるのが「値引き」です。

基本的な提案内容が同じならば、比較されるのは「見積もり価格」と「納期」です。

よく、実績と信頼を得るために値引きするという話を聞きますが、
これが効果を発揮する条件は、基本的な提案内容が同じ場合だけです。

特に最初の受注はこの方法は悪くはありませんし、一つの方法だと思います。
実際に仕事を受けて「一緒に」仕事を進める事で、信頼関係が構築されて
次回以降の案件の受注には有利に働きます。

実際、ビジネスチャンスを広げる一番の要素は「一緒に仕事をしたいか」です。

一緒に仕事をしたい人は？

では、どんな人と一緒に仕事をしたいでしょうか？

• 知っている人
• 信頼できる人

というのが良く挙げられるポイントです。

でも、これってどんな人だと思いますか？

例えば、あなたが一生懸命提案を通してアピールすると「知ってもらえる」と思いますか

実際の例として、Ｗｅｂ制作の案件であなたが

• ＨＴＭＬ／ＣＳＳができます
• ＷｏｒｄＰｒｅｓｓもできます
• Ｊａｖａｓｃｒｉｐｔも書けます
• バックエンドも作れます（ＰＨＰ・ＳＱＬもできます）
• 。。。。。

と言う具合にあなたの知識やスキルを並べたとしてどうでしょう？

それを示すためにポートフォリオを提示して実際に作れますと言ったらどうでしょう？

おそらく殆どの提案者は同じような感じですよね？

必要な情報ですが、あなたに興味を持つかどうかは疑問が残ります。

大切なのは発注元の方にあなたに興味を持ってもらう事が大切です。

これが、一緒に仕事をしたいと思って頂く第一歩です

• 発注元があなたと一緒に仕事をするイメージを描ける
• 発注元があなたの作る物をイメージ出来る

この辺がポイントになります。

単にあなたが一生懸命アピールしてもそこに発注元の姿が無い場合興味を持ってもらえません。あなたのアピールに発注元が一緒にいる事がとても重要です。

例えば、納期の提案をする際に、発注元の求める期限に納入しますと提案するよりは、

「期限の2～3日前に仮納品をして、発注元に確認してもらう」と提案する感じです。

これで、発注元の印象は大きく変わります。

感覚としても「一緒にやっているという感覚」が大きくなります。

さらに一歩踏み込んで、仮納品だけでなく、中間報告のような感じで、

仕上がりの様子を見せるなど、仕事の進め方を少し工夫するだけでさらに印象は良くなります。

コミュニケーションを増やす

そうした、ちょっとした気遣いであなたの印象は大きく変わります。
実際に発注元とのコミュニケーションを増やすことが出来ると、
ちょっとした、気遣いができるようになります。

そうする事でビジネスチャンスは大きく広がります！

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