集客の価値 ～ 難易度は違います！

Silicon Valley Super Ware

2019年10月18日

集客の価値

ビジネスをする上で集客、お客様を集めるのは重要ですよね？
ところで、集客の価値を考えた事がありますか？

集客の価値は、どれくらいお客様を集められるかという事ですよね？
今日は、少し違った観点で集客の価値を考えてみました。

テレビの視聴率

テレビ番組の視聴率は良く話題にされますよね？
視聴率の調査方法自体は疑問が残りますが、その番組をどれくらいの人が見たかの指標にされています。
日本ではＮＨＫ以外の民放放送局は、コマーシャルのスポンサーからの広告費用で番組を制作しています。視聴率はスポンサーが広告を出す指標になっています。
つまり、沢山の人が見る番組は広告の効果が大きいと考えるわけです。

インターネットの世界では？

インターネットの世界では、視聴率の代わりにＰＶ（ページビュー）やクリック数などがそうした指標になっています。どれくらいの人がそのサイトを訪れたか、どれくらいの人が広告をクリックしたかでそのコンテンツを評価しているわけです。

Ｗｅｂページに広告を出して、そのページのアクセスやクリック数によって広告主からお金をもらうのが「ブロガー」や「ユーチューバー」という事になります。

オンラインで収益を上げるのに

• 広告で収益を上げる
• アフィリエイト

がありますが、これは人を集めて、ＰＶを稼いだり、クリックを促して、広告やＬＰを見てもらうビジネスですし、アフィリエイトになるとさらに販売を代行するような形でその手数料を貰うという事になります。

自分でビジネスをする場合は、商品（サービス）を用意して、お客様を集めて売る必要がありますよね。

• 広告収入の場合、人を集めるだけ
• アフィリエイトの場合人を集めて売る
• 自分のビジネスの場合は、商品を用意して、人を集めて売る

という具合になります。

集客の価値は？

ここで広告収入を考えて見ると、Ｗｅｂページの運営者に支払われる広告収入はサイトによって違ってきます。つまり、同じＰＶ／クリック数でも、サイトによって支払われる広告収入は違うという事です。

どういうことかと言うと、集める人によって同じ人数でも価値が違うという事です。
分かりやすい例は、子供向けのサイトです。
子供が対象のサイトに広告を出して販売に繋げようとしても難しいです。
理由は簡単で、子供はお金を持っていないので、子供が幾ら見ても「売れない」からです
つまり、いくらＰＶやクリック数が多くても実際の販売に繋がらないので広告の支払いレートは低くなるという事です。
子供向けの商品は、親や祖父母など「お金を出す人」を集めないと効率よく収益を上げる事ができませんん。この場合、「質の良い人」は大人（親や祖父母）です。

つまり、集客の価値は

• 集めた人の「質」
• 集めた人の「数」（ＰＶやクリック数）

で決まります。

実際の価値は？

実際の価値を金額で出そうとすると難しいです。
参考までに例を挙げると、私が運営している趣味のブログの場合、概ね10万ビュー前後で100ドル位（1万円前後）です。
実際に、広告主が広告費用として支払う金額はこれより多くなります。
10万ビューの中でどれ位広告をクリックするかと言えば、そのサイトの場合は精々数％だけです。クリックする比率や購入に至る比率が高くなれば同じＰＶでももっと収益を上げる事は可能です。ただし、一般的には、クリックする比率は数％で実際い購入に至る数は、クリックした数のさらに数％という事になります。

ビジネスにするには？

集客自体をビジネスにするには、毎日最低でも数万ＰＶを集められないと仕事としては成り立ちません。これは、最初は厳しい数字です。インターネットではこれを数カ月で達成する人もいるようですが、実は簡単な事ではありません。
きちんと、戦略を立てて記事や動画を作成して、それを続けて行かないと達成できません

そうなると、少しでも単価を上げるためには、商品を紹介して売上に繋げる、つまりアフィリエイトをすると、少しは少ないＰＶでも仕事として成り立たせることができます。アフィリエイトは他の人（会社）の商品を代理販売するような物で、単なる広告よりは利益率は高いですが、その分やる事（商品の紹介やセールス）が増えます。

もう少し進めると自分の商品（サービス）を作って、集客をして売るになります。
この場合さらにあなたがやる事は増えて、商品（サービス）作りと、販売もやらなければいけませんが、商品（サービス）を販売した対価はあなたが取る事ができます。

当然集客の人数が減れば難易度は下がります。しかしその分あなたがやる事を増やさないと売り上げを伸ばすことは難しいという事になります。

ビジネスの初心者の場合、毎日数万件のＰＶを得るのは簡単ではありません。
多くの場合、時間がかかります。
一方で1日数百件のＰＶならば工夫すれば、短期間で達成ができます。
クリックする比率が数％だとしたばあい、1日のクリック数が数件稼げる計算になります
さらに、購入する人はクリック数の数％と考えると、1カ月に数人の売上は期待できる計算になります。

クリック率と購入率

この数字は集めた人の「質」を見る指標になります。
人数だけを見て集客をすると、このクリック率や購入率は比較的低くなります。
一方で、興味のありそうな人を積極的に集めるおｔ、クリック率や購入率は高くなります

興味のありそうな人を集めるためには、ある程度対象にする分野を絞る必要があります。
そうすると、「質」が向上するので、ＰＶがある程度低くてもクリック率や購入率が高いので、購入する可能性のある人は確保できます。

「趣味のブログ」のクリック率や購入率が高いのは、いろいろな趣味のブログを書いているので、対象がいろいろな分野にまたがっているため、なかなか良い数字になりません。こちらは、趣味で書いているのでそれでもかまわないのですが、このブログは、「プログラミング技術を使って起業、副業で稼ぎたい人」を対象にしているのである程度読者像が出来ています。
実際に、ＰＶは趣味のブログよりも少ないですが、実際にクリックや購入をする比率は、明らかに高くなっています。

集客の難易度を下げるためには、ある程度対象を絞り込んで、集客すると上手くいきます

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