マネタイズ(収益化)するには?



2019年10月22日

マネタイズ(収益化)するには?

プログラミング技術を使って稼ぐ場合、プログラミング技術は「種」です。
稼ぐためには、この「種」を育てて、お金に変えるという事が必要になります。
今日はこのお金に変える(=マネタイズ/収益化)について書いてみました

プログラミング技術だけでは稼げない

よく言われる事ですが、プログラミング技術だけでは稼ぐ事はできません。
このプログラミング技術は稼ぐための「種」です。
もう少しわかりやすい例を挙げると、料理の素材みたいな物です。
その素材を料理したり加工して「魅力ある物」に変える事で稼ぐ事ができます。

では、どうすればお金に変える事ができるかというと方法は大きく2つです

  • プログラム技術と時間を売る
  • プログラム技術を使った商品を作って売る
最初のプログラミング技術と時間を売るというのは、会社で働く場合もこれに含まれます

プログラミング技術をどうお金に変えるかは、会社や仕事の依頼主が考えます。
そのアイディアに従って、あなたはプログラミング技術を使って要求される物を作ります
会社は出来た「商品」を売って、その利益の一部を報酬としてあなたに還元します
これが会社で働いて報酬を得る仕組みです。

クラウドソーシングも同じようなモデルです。
多くの仕事は依頼主が作って欲しい物を考えて、
実際の制作を依頼という案件が多くなっています

2つ目の商品を作って売るというのは、会社がやっていること全てあなた自身でやります
あなたが商品を考えて、その商品をプログラム技術を使って実現して、売ります。
当然全てを自分でやるのであなたに入る報酬も多くなります。

価格を決めるのは需要と供給の関係

マネタイズする上で重要なのは価格です。
学校でも習ったと思いますが、価格は需要と供給の関係で決まります。
需要が高くなれば価格は上昇して、供給が多くなれば価格は下落します。
これが何を意味するかと言うと
「皆と同じことをやる=供給が増える」ということです
つまり、皆と同じことをやると競争が激しくなって価格が下がってしまいます
高い価格を維持するには、皆がやらない(できない)エリアで、
多くの人が欲しがる商品(サービス)を提供すれば良い事になります。

商品の企画がカギ!

大きな収益を上げる事を考えた場合、
「時間」を売るのは余り効率の良い方法ではありません
時間を売るのは簡単なので皆がやっています。つまり、時間単価は低くなります。

単価を上げるには、魅力的な商品を考えてそれを提供するのが効果的です
同じクラウドソーシングの案件でも制作する物の中身を考える比率が大きくなると
出来る人が限られてくるので単価の高い仕事になります。

魅力ある商品を企画・立案するには
一般社会で求められている物を作る事がとても大切になります。

ここでは、一般社会と書きましたが、要は「求められている物」が作れれば良いわけです
ここが実はポイントです!

一般社会が求めている物を見つけるのは実は簡単ではありません
「一般社会」という範囲がとても広く市場調査をするにも莫大な時間と費用がかかります
このやり方は、大手の会社が製品を作る時にやっている事で
個人で簡単に真似のできる物ではありません

個人でやる場合のコツは、小さなグループで良いので「求められている物を見つける」
事がポイントです。

こうすると市場調査の範囲は小さくて済むので、
短期間に余り大きな費用をかけずにできます

小さなグループに絞ると楽!

という事で、マネタイズのコツは、小さなグループに絞って
本当に求められている物を見つけ出す事です。

そうすると、そのグループの人にとっては本当に欲しい物を作る事も可能になります
「私が欲しかったのはコレ!」という商品を作れれば
競争を最小限にして、お客様に提供できるので値付けにも柔軟性が出てきます

そう考えるとマネタイズのコツは

  • 調査の対象を出来るだけ小さなグループに絞る
  • 対象のグループに対する市場調査を行う
  • 求められている物のトップ3からトップ5を満たす商品を作る
  • 調査を行ったグループに売る(商品需要が高いグループに売る)
という4点です。
商品需要が高いので、高めの値段設定が可能になります。

そこで大事なのは、どうやって小さなグループに絞るか、市場調査のやり方、商品の作り方、この3点です。これをマスターすればマネタイズは簡単にできます。
シリコンバレースーパーウエアではこの3つのコツを講座で提供しています。


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