納期を守るには? ~ 余裕を持たせる



2019年10月8日

納期を守るには?

クラウドソーシングに限らず仕事には納期があるのは普通です。
あなたは、納期についてどう考えていますか?

納期は仕事をする上でとても大事な「約束」の一つです。
納期が守れないと「信用」に係わってきます。
従って、納期を守れるようにすることは「プロ」としてとても重要な事です。

この納期の考え方について何回かに分けて投稿する予定です。

納期の見積もり

仕事を受ける際に、発注元の希望する納期に仕事が完了するかを見積もると思います。
この見積もりについては、簡単な話ではないので少し後に書く予定です。

納期の見積もりはビジネスを始めたばかりの方には難しい作業の一つです。
正確な納期の見積もりには「経験」が必要です!

ところが、最初は経験がない人が殆どです。
その場合は、比較的シンプルな仕事を狙うのがポイントです。
シンプルな仕事は、作業期間が短く必要な作業の種類も少ないので
比較的簡単に予想できます

たとえば、Web制作ならば、大きなサイトの構築よりは、
シンプルなLP(ランディングページ)の制作の方が作業時間の検討がつけ易くなります

複雑な仕事は、実際に仕事を受ける前に同じような仕事をやってみて
作業時間を記録する事で正確に見積もるための訓練が必要になります。

なので、まずはシンプルな仕事を選ぶというのが見積もりを簡単にする上で大切です

シンプルな仕事の場合、最悪あなたが出来ない場合でも
発注元は別の人に依頼しても短時間で出来るので発注元にかける迷惑は少なくて済みます
一番重要な事は発注元に迷惑をかけない事なので、最初は複雑な案件は避けるべきです

余裕を持たせる

余り、余裕ばかりを持たせるのは必要以上に作業日数が増えるので問題です。
しかし、余裕がない日程で仕事を受けると何かあった時にリカバーする時間がありません
そうなると、納期を守れない事態になりやすくなります

どれくらいの余裕を持たせるかと言うと、コツがあります!

  • 1週間以内の仕事の場合は1日余分に見積もる
  • 1週間以上の仕事の場合は、休日を入れて見積もる(実働5日)
こうすることで、何かの理由で仕事が予定より遅れた場合にリカバーする時間が取れます
作業の技術的な課題だったり、体調が悪かったりなど理由はいろいろありますが、
万が一の時に、休日に当てた日に作業すれば挽回できますし、余分に取った日を使えます


実際に問題が起きなくても、出来上がった物が発注元のイメージと少し違う場合
手直しなどが入る場合も多いので、日程に余裕がある事はとても重要です。

顧客の都合を読み取る

納期を見積もった上で、大事なのは顧客の都合を見極める事が重要です。
例えば、フルタイムで制作を出来る人と、副業で作業する人では
1日に作業できる時間が変わってきます

当然、同じ作業時間の場合は納品までの日数が変わってきます

顧客にとって大切なのは、希望する納期までに仕事が終わる事が一番重要です。
それを考慮した上で、その案件に提案するかどうかを決める事が重要です。

納品も、最終納品の前に仮納品をして修正があるかどうかを聞く時間を作ると、
発注元も安心して仕事を発注できる場合が多くなります。

こうした提案の場合最終的な納品が希望の日までに完了できる可能性が高くなるからです

このように、単に納期のやり取りだけでも、あなたの「プロ」としての
資質が発注元には伝わります。
納期は守るのは当たり前ですが、納期をどの様に考えているかを見せると
発注元のあなたへの印象は大きく変わります!

このように、納期を出来るだけ正確に見積もって、
それを基に余裕を持った提案をする事はとても重要です。
仕事以外の制作を行う場合でも、ただ作るのではなく、
作業を洗い出して、時間を見積もりながら制作する事で
仕事を見通す能力が育てられます。

これも、フリーランスとして稼ぐにはなくてはならないスキルです!

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