シリコンバレーで働く ~ 生活事情は?



2019年11月17日

シリコンバレーで働く

前回は、アメリカで働くにはという事でビザの話を中心に書いてみました。
今日はもう少し具体的な話をしようと思います。
そこで、「シリコンバレーで働く」という事で、実際の生活事情について書いてみます。

他のエリアに関しては余り具体的な話を提供できません。
そこで、現在住んでいるシリコンバレーを例に海外で働く事について考えてみました。

海外で働くと言う事は、単に違う会社で働くというのとは大きく違います。
国が変わればいろいろな点で生活も変わってきます。

海外で働くには現地での生活はどんな感じになるかを考えて実際の生活を想像する事が重要です。

生活費の概算をする

ご存知の方も多いと思いますが、シリコンバレーは世界的にも生活費が高い事で有名です
特に、不動産価格は非常に高く、アパートに住む場合でも家賃は非常に高くなっています

2019年11月現在の家賃の相場はシリコンバレーのサンノゼ周辺では1ベッドルームのアパートで2000ドル前後とされています。

1ベッドルームは、寝室が一つに、リビングルームとキッチンがついているアパートです
日本だと2DKに近い間取りかと思います。

一人や子供がいない夫婦ならば、1ベッドルームで良いと思います。
しかし子供がいる場合は、2ベッドルームは必要な場合が多いです。
そうなると家賃はさらに高くなります。大体500ドル位は高くなります。

また、自分のユニットに洗濯機や乾燥機がある物件は少し値段が高めです。
共用の場合は幾らか安めになったりします。

つまり、アパートでも家賃が日本円に換算すると月に20万円から30万円はかかります。

これに加えて、電気代などがかかります。アパートの場合ゴミの収集料金や水道代は含まれる場合が多いようです。また家具付きの場合は家賃は幾らか割高になります。
家を借りたり買った場合、水道料金もゴミの収集料金もかかります!

他にもいろいろな違いが。。。

健康保険制度も日本とは違います!
アメリカは医療費が高い事でも有名ですが、公的な健康保険がありません。
会社などで働く場合、会社が保険会社と協定を結んで保険を提供する場合が多くなります
会社によってプランの内容が結構違うので、保険の条件なども調べる必要があります

あとは、税金の問題も理解しておいた方が良いかと思います。
アメリカは基本的に毎年4月中旬までに、前年分の税金を自分で申告する必要があります。
税理士に依頼して書類を作る事もできますが、PCのソフトでも簡単にできます。

基本的に、会社員の場合は自分で額を決めて給料から源泉徴収するのですが、日本の会社の様に年末調整をするのではなく、自分で申告です。

税率は日本よりは高めになっています。

年金も日本とは制度が違うので多くの人は自分で積み立てて運用しています。
日本と違って退職金みたいな仕組みはないので、普段の給料から老後の資金を積み立てるのが一般的です。

そう考えると、税金と年金の積み立てで支給額の半分近くは飛んでいきます!

給料の話

面接の際に、現在の給与や給与の希望額を聞かれる事も多くなっています。
実際希望を行ってもそれが反映されない場合もありますが、殆どの場合はある程度考慮してくれます。予め、同じような仕事の給与の相場を調べておくことも重要です。

他にもまだありますので、次回もお楽しみに!

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