エンジニアにどの位学歴が必要か?
2019年11月23日
エンジニアにどの位学歴が必要か?
エンジニア(技術者)にもいろいろな経歴の方がいてよく話題になるのが学歴です。
実力の世界という考え方もあって、あまり学歴は関係ないという話も良く効きます。
実際はどうかと言う話です。
このブログの読者の方は、ソフトウエアのエンジニアの方や、ソフトウエアのエンジニアを目指す方が多いので、今回はソフトウエアのエンジニアについて書いてみる事にしました。
プログラマーとエンジニア
エンジニアとプログラマーは少し違うのですが、ご存知ですか?
日本では同じような意味合いで使われる事も多い気がしますが、シリコンバレーでは全く違った仕事です。
プログラマーはどちらかと言うとコーディングのみをする人という意味合いが強い仕事です。一方でエンジニアの場合、コーディングをする事は勿論ありますが、コーディングをする前にどのような構成でプログラムを実現するかを発案、検討するのが重要な仕事です。プログラマーと言うと、そうしたプログラム実現の基本方針が出来ている状態で、そのコーディングの部分だけを担当する人という感じになります。
同じ機能のプログラムでも、状況によって必要な要素が変わってきます。
日本では同じような意味合いで使われる事も多い気がしますが、シリコンバレーでは全く違った仕事です。
プログラマーはどちらかと言うとコーディングのみをする人という意味合いが強い仕事です。一方でエンジニアの場合、コーディングをする事は勿論ありますが、コーディングをする前にどのような構成でプログラムを実現するかを発案、検討するのが重要な仕事です。プログラマーと言うと、そうしたプログラム実現の基本方針が出来ている状態で、そのコーディングの部分だけを担当する人という感じになります。
同じ機能のプログラムでも、状況によって必要な要素が変わってきます。
- 性能
- コスト
- 開発期間
- 使用するメモリ容量
- プログラムのサイズ
などは重要な項目ですが、それ以外にも保守のしやすさや、再利用のしやすさ、セキュリティなど、使われる条件によって要求される項目も内容も変わってきます。
エンジニアはそうした事を考慮した上で、条件に合ったプログラムの実現方法を発案、検討するというわけです。
プログラミング言語の勉強だけでは足りない!
プログラムを書くだけ(コーディングだけ)ならば、プログラミング言語を勉強すればできます。これは、独学でも難しくありませんし、比較的短時間でも取得できる知識です。実際に実践でプログラムを書くには、いろいろなプログラムを作って経験を積むことは必要ですが、わざわざ学校に行かなくても何とかなります。
ところが、いろいろな要素を考慮したプログラムの書き方の方針を見つけるにはそれだけでは足りない物もあります。
例えば、「性能」が求められる場合、性能の評価や基準はどの様に決めますか?
プログラムの信頼性はどの様に評価しますか?
データをどの様にプログラム内に取り込みますか?
データの作り方によって、同じ機能を実現する場合でも、性能や必要になるメモリ容量は変わってきます。
こうした事はきちんと理論を勉強しないとなかなか身に着かないものです。
もちろんインターネットには情報はありますし、詳しく解説した本もあります。
独学も不可能ではありませんが、こうしたいろいろな要素を体系立てて勉強するのは簡単ではありません。
ところが、いろいろな要素を考慮したプログラムの書き方の方針を見つけるにはそれだけでは足りない物もあります。
例えば、「性能」が求められる場合、性能の評価や基準はどの様に決めますか?
プログラムの信頼性はどの様に評価しますか?
データをどの様にプログラム内に取り込みますか?
データの作り方によって、同じ機能を実現する場合でも、性能や必要になるメモリ容量は変わってきます。
こうした事はきちんと理論を勉強しないとなかなか身に着かないものです。
もちろんインターネットには情報はありますし、詳しく解説した本もあります。
独学も不可能ではありませんが、こうしたいろいろな要素を体系立てて勉強するのは簡単ではありません。
ある程度の学歴はあった方が良い!
エンジニアリングの一部分のみの場合は、独学でも何とかなります。
しかし、ソフトウエアのエンジニアリングの知識をきちんと身に着けたい場合は、体系立てた学習が必要です。もちろん独学でもできますが、これは学校に行った方が確実に全体を学ぶ事ができます。
特に、海外でエンジニアとしてのビザを取得する場合には学歴が無いと厳しい国も多くなります。
一方で、独立してプログラミング技術を生かしたフリーランスとして活動する場合は、学歴は余り関係ない場合が多くなります。この場合、仕事の発注元がエンジニアリングの部分の仕事をしている場合が多くなるからです。それでも、発注元と対等に技術的な話が出来ると仕事を獲得しやすくなるのも事実です。
ということで個人的には専門学校でも良いので体系立てた学習をされるのが良いのかと思います。
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しかし、ソフトウエアのエンジニアリングの知識をきちんと身に着けたい場合は、体系立てた学習が必要です。もちろん独学でもできますが、これは学校に行った方が確実に全体を学ぶ事ができます。
特に、海外でエンジニアとしてのビザを取得する場合には学歴が無いと厳しい国も多くなります。
一方で、独立してプログラミング技術を生かしたフリーランスとして活動する場合は、学歴は余り関係ない場合が多くなります。この場合、仕事の発注元がエンジニアリングの部分の仕事をしている場合が多くなるからです。それでも、発注元と対等に技術的な話が出来ると仕事を獲得しやすくなるのも事実です。
ということで個人的には専門学校でも良いので体系立てた学習をされるのが良いのかと思います。
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