魅力的な履歴書の書き方！ ～ あなたを売り込むセールスレター

Silicon Valley Super Ware

2019年11月24日

魅力的な履歴書の書き方！

日本で一般的に利用されている履歴書は、だいたい書式が決まっています。

殆どの場合、どこの会社に提出する場合でも余り差の着けようがない場合が多くなります

一方で、アメリカの就職活動などで使われる履歴書は決まった書式がありません

しかし、この履歴書の書き方で面接まで辿り着けるかどうかが決まります。

今日は、アメリカ式の履歴書の書き方について書いてみました。

応用範囲が広いアメリカ式の履歴書

アメリカ式というとアメリカで就職活動をしない場合は必要がないと思うかもしれません

しかし、これは日本で就職活動をする場合も含めていろいろな所で応用できます

理由は簡単で、アメリカ式の履歴書とは「あなたを売り込むセールスレター」です。
つまり、如何にあなた自身を希望する会社に売り込むかという事です。
履歴書の場合、あなたのセールスポイントを1ページから2ページ程度にまとめます。

ここで大切なのは、「あなたのセールスポイント」です。

これを意識できるか出来ないかは、面接などでも大きな違いになって現れます。
これは正に「セールス」という事です。
あなた自身を上手く売り込む事ができれば、その考え方は商品でも同じです。
如何に、相手にあなたの「価値」をアピールできるかでその結果は変わります。

セールスの基本は何か？

履歴書はあなた自身の「セールスレター」です。
あなたが、セールスで売り込みをかけるとしたらどんな点を重視しますか？

あなたの優れている点を売り込みますか？
あなたの優れている点はあなたのセールスポイントである事に間違いはありません。
しかし、相手がそれに興味を持つか、欲しいと思うかは別問題です。

セールスで一番重要なのは相手が欲しい物を提供するという事です。

幾ら優れた物だとしても、相手が必要だと思わない物はなかなか売るのは難しくなります
大切なのは、相手が求めている物をあなたが提供できる事をアピールする事です。

就職活動の場合は、希望する会社の求めている物を知る事です。
そのうえで、会社の求めている物をあなたが提供できる事を示すという事です。

求人情報を基に応募できる転職などの場合は、求人情報を見ればある程度わかります。
日本の就職活動で難しいのは「新卒の一括採用」という仕組みです。
これは、具体的な仕事に対して応募をするのではなく、見込みのある人を採用する事です
そうすると、簡単には会社が求めている人材はわかりません。

では、あなたならどうしますか？

会社がそうした情報を出していないとしたら、あなた自身が考えるしかありません！
そこで大切なのは、考えるための情報を如何に集めるかが大切になります。

希望する会社には、どんな部門があってどんな仕事をしているのか？
その仕事で必要になる物は何なのかという事を調べます。
インターネットに情報がある場合もありますが一番確実なのはその会社の人に聞く事です

情報を得やすいのは、同じ学校のOBなどを通して話を聞ければある程度わかります。

そのうえで、その会社で必要な物を提供できるかを考えるのが一つの方法です。

いずれにしても、まずは要求されている物を見つけて、それに対応する様に作ることです

準備で変わる面接！

良く準備が出来ていると、面接での受け答えも変わってきます。
あなたが調べて必要だと思う事をまずは質問に変えてみてください。
あなたの質問の仕事や求められるスキルが必要と言う雰囲気ならば
その仕事をやりたくて、そうしたスキルを身に着けてきた事を説明したりできます
あるいは、その質問が外れた場合はどんな仕事があるのかの質問に変えてみます。
そのうえで、あなたはそれに対してどんな事が出来るのかという答えをしていきます。

そうした対応の為には、あなた自身のスキルなどを良く理解しておくことも大切です。

実は、これも履歴書を会社に合わせて作るという事をしていると
あなた自身のスキルについても上手く表現が出来るようになります。

これは、同じような仕事を違う会社に求めていたとしても、
会社によって求めている物は違ってくる物です。
それに合わせていろいろな履歴書を作る事で、仮に想定外の方向に話が行っても
多くの「ストーリ」を作っていれば、対応する幅も広がるという事です。

日本の会社だと、同じ履歴書を提出する場合が殆どです。
しかし、会社ごとにあなたのアピールポイントを準備する習慣を付けると
仮にそれを会社に提出しなくても、面接でその努力を生かせる可能性が高まります。

売り込むことを意識する！

多くの場合、会社に選んでもらうという意識が強いと思います。
しかし、実際に積極的にそれぞれの会社にあった売り込みをすることで
会社に自分を選ばせるような意識に変わると印象は大きく変わるものです。

そうなると、面接での面接官とのやり取りから、対応を柔軟に変えたりなどが
出来るようになってきます。
選んでもらう場合「相手の質問に無難に答える」という意識の方が強くなります
選ばせようと思うと、「相手の話から相手の求めている物を見つける」という
意識が強くなります。そうすると、それを如何に提供するかという視点にかわります。

「受け身」より「積極的に働きかける」事で印象はかなり違う物です。

アメリカ式の履歴書は、受ける会社ごとにアピールの仕方を工夫して
より積極的にあなた自身を売り込む物です。

アメリカの会社を受けない場合でも、こうした意識で会社と接する事で
結果は大きく変わるのではないでしょうか！

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