競合相手との違いを探す!



2019年12月1日

競合相手との違いを探す!

ビジネスには競争はつきものです。
クラウドソーシングで案件の獲得が難しいのも競争が激しいというのは大きな理由です。

あなたが、その競争に勝って仕事を獲得するにはどうしたら良いでしょうか?
そのヒントは競合相手との違いにもある事が多くなります。

今日は競合相手との違いについて書いてみました。

共通点は何か?

競合相手との違いを前面にしてアピールするのは一つの方法です。
しかしその前に何が共通しているのかを考える事はとても重要です。
まずは、共通点を探してみる事にします。

一番の共通点ご存知ですか?
このブログにも何度も書いていますが、「提案している仕事が出来る!」事です。
当たり前と思うかもしれませんが、実はこれはとても重要な事です。

何故ならば、出来るから提案するわけです!

何が大事かと言うと「私は出来ます!」という提案は魅力的ではないという事です。
仕事を発注する側からすれば、出来ない人が提案するのはおかしいわけです。

従って、仕事の発注先を決めるポイントは「その人が出来るか」ではありません!

競合相手との違いを「作る」

そこで重要になるのが、その仕事が出来るかではなくて、
「どんな仕事を提供できるか」が大きな意味を持ってきます
つまり、「どう作るか」とか「どんな物が提供できるか」という事になります。

ところで、「どんな物」ですが、「発注先が欲しい物」です。
発注先が欲しい物を見つけて、それをあなたが提供できれば有利になります。
どいうことかというと、違いは「見つける」物ではなく「作る物」という事です!

実はポイントは、競合との違いを見つける事ではなく、
発注元の「欲しい物」を見つけて、それを提供する事。
違いをあなたが作り出すという事です。

つまり、見る相手は競合相手ではなく、仕事の発注元という事です。
発注元をよく見て理解して、その要求に答える事が違いを生み出します。

発注元の要求をより詳しく、より細かく見て理解する事が実は違いを生み出す事です。
ところが、実に多くの人は競合相手を見て、
彼らが何をやっているかを見て違いを作ろうとする人が実に多くなっています。

仕事が取れない一番の原因は?

クラウドソーシングなどで仕事を獲得できない一番の原因は見ている所が違う事が一番多きな原因です。

多くの場合、「目」が自分に向いています。実績がある、経験があるなどを前面に押し出す場合が多いようですが、実績がある事も経験がある事も、仕事の発注者にとっては実は重要ではありません。その経験や実績がどのようにその仕事に貢献できるかが大切です。

発注元に向けたメッセージは、あくまで「目」が発注元に向いている事が重要です。

簡単に表現するならば、メッセージの主語を「発注元の方」で文章を作ってください!
そうすると、視点が発注元に向きます!
今一度、あなたの提案を見て見てください。主語が「あなが自身になっていませんか?」

「私は、XXXが出来る」
「私は、XXXの経験がある」
「私は、XXXを作った事がある」

これでは、競合相手との違いを生み出すことはできません。

多くの方は、仕事が取れないのは経験や実績が問題だと思い込んでいらっしゃいます。
実は、問題の本質はそこではない場合が殆どです。

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