グランメゾン東京から学ぶ! ~ ビジネスに通じる



2019年12月10日

グランメゾン東京から学ぶ!

アメリカでも日本のドラマを見る事ができます。
先日日本のドラマのグランメゾン東京を見ていて「あっ!」と思った事があります。

木村拓哉さん演じる主人公の尾花さんが、ミシュランの三ツ星レストランを目指すという話でご存知の方も多いと思います。
この中の話で、同じメニューでもお客様に合わせて提供してお客様に喜んでもらおうという話がありました。

この話は、ビジネスにも同じことが言えると思いました。

ビジネスでは?

ビジネスでは料理ではなく、商品(サービス)を提供するわけです。
商品(サービス)を一旦作ってしまうと同じものを提供する場合が多いと思います。
これをお客様に合わせて提供できればより魅力的になるのではという事です。

という単純な話ですがあなたはどのように思われましたか?

実はこの話をよく考えると、いろいろな事が分かってきます。

会社との違い

この話は、確かにお客様一人一人に合わせて商品(サービス)を提供できればより魅力的な商品(サービス)になりますよね?
ところが、多くの人に商品(サービス)を提供している会社、
特に大企業ではお客様一人一人に対応するのは難しいのが現実です。
実際は、そうした対応は殆ど不可能に近いといえます。

一方でフリーランスの場合はどうでしょか?
対応するお客様がそうした会社よりは少ない分、
お客様一人一人に合わせた対応は可能です。

こうした事情もあって提供する商品(サービス)の作り方も違ってきます

多くの会社では、多くの人に求められる商品(サービス)を作ります。
多くの人に合わせるため、一人一人ではなく「多数決的」な作り方をします。
幾ら頑張っても、完全に満足する商品を作るのは簡単ではありません。
そこで、多くの人が共通に求める、つまり「最大公約数」の様な形で商品を作ります。

一方でフリーランスの場合は基本的な商品(サービス)を作っておいて
実際に提供する際には一人一人のお客様に合わせて調整して提供する事ができます。
つまり、お客様により合った商品に仕上げる事ができるという事です。

例えば、既製品の靴はなかなか完全に足に合う物を見つけるのは簡単ではありません
所が、完全なカスタムメイドの靴の場合は一人一人の足に合わせてより足に合った物を作る事ができます

その分カスタムメイドの靴は高価です。一方で量産品の靴は価格は安くなります。

つまり、会社とフリーランスでは「ビジネスモデル」が違うという事です。

このことが何を語っているかと言うと、フリーランスは会社の真似をしてもなかなか上手く行かないという事になります。

逆に言えば、フリーランスの方は、よりお客様一人一人に合わせた対応が重要になるという事です。
会社と同じような商品(サービス)では会社と競争するのは難しいという事です。

同じような商品ならば多くの人は、会社の商品を選びます。
会社の方が信用できるし、何となく安心です。

世界に一つの商品は価値が高い!

最初のドラマの話に戻ると、少ないお客様に対してならば一人一人に合わせた対応は可能です。一方で沢山の人を相手にする場合は、現実的には難しいです。
しかし、一人一人に対応するには手間も時間もかかります。つまり価格は高くなります。
一方で同じものを沢山つくる、いわゆる大量生産をすれば単価は下がります。

フリーランスのモデルは基本的には個別対応に価値があります。

世界で一つの商品をお客様に提供できる人は有利です!

ここで大事なのはどうやって、一人一人に合わせるかです!

ドラマではホールのギャルソンがお客様と向き合うという話でした!
ビジネスではどうでしょうか?

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