同じ案件に提案する人の知識やスキルは似ています!



2019年12月5日

同じ案件に提案する人の知識やスキルは似ています!

今日の話題は、同じ案件に提案する人の知識やスキルについてです。
よく聞く話ですがクラウドソーシングの案件は「実績」がないと難しいと言われています

この話を否定するつもりはありませんし、実際に「実績」は重要な要素になっています。
しかし、その理由を考えた事はありますか?

提案する案件をどうやって決めますか?

まずは、ちょっと考えて見てください!
あなたはクラウドソーシングの案件を提案する際にどうやって案件を選びますか?

殆どの方は、仕事の内容を読んで「出来そうな案件」を選びませんか?
これは実は大きなポイントです!

クラウドソーシングの案件の発注側からすれば、「出来るのは当たり前」なのです!
それでも、出来ない人に発注するわけには行かないのでチェックはします!

高いスキルを持った人は?

出来るのは当然とういうのは納得して頂けたでしょうか?
では、より高いスキルを持った人はどうでしょうか?
例えば、HTMLとCSSのコーディングだけの案件に、JavaScriptやバックエンドのPHPやSQLも出来る人が応募するでしょうか?

勿論、可能性はあります。

しかし、その数は少なくなります。
理由は、そうした人はもっと単価の高い仕事を選ぶからです。

似たような提案が多い!

この2つの理由から、同じ案件に提案する人の知識やスキルは似ている場合が多くなります
それに加えて、多くの提案が似ている場合が多いのです!

殆どの提案のストーリーは

  • 「私」は「XXXX」ができる
  • 「私」は「XXXX」を作った事がある
  • 「私」は「XXXX」の実績がある
  • 「私」は納期を守る
という事を使って「だからこの案件が出来る」と言う提案です。

そうなると、提案では余り差がつかないので「実績」が物を言う事になります。
実績が似ていれば、見積もり価格といった具合で発注先が決められます。

魅力的な提案とは?

では、魅力的な提案とはどんな提案でしょうか?
例に挙げた提案は「私」が中心です。

魅力的な提案は「発注元」を中心にした提案です。
例えば

  • (発注元が)お急ぎの様なので3日で納品します!
  • (発注元に)確認を頂いた後に、詳細のコーディングに入ります。
  • ポートフォリオから(発注元が)どちらがお好みのデザインですか?
などの様に、「発注元を主語」にするような提案を書くと印象が大きく変わります。

決め手は何か?

競合相手の必要な知識やスキルが似ている以上、
決め手になるのはいかに競合相手とは違った魅力的な提案が重要です。
「魅力的な提案」は十分に「実績」と勝負出来る物です。

案件の仕事の内容をよく読み取って魅力的な提案をすることが案件獲得の秘訣であり近道です。

仕事の内容をよく読み取ってと言っても簡単ではありません。
フリーランス養成講座ではそうした魅力的な提案のもっと詳しい秘訣をお教えしています
是非お問い合わせください!

お問い合わせはこちら!

コメント

このブログの人気の投稿

ユーザーインターフェースの設計

足し算以外もできるようにする

改良版足し算プログラム