広告を使えば売れる? ~ 効果的な広告について考える



2020年01月21日

広告を使えば売れる?

前回は、あなたのお客様は誰かという話を書きました。
今日は、広告について書いてみます。

フリーランスも自分の商品(サービス)を売るために広告を利用する人も沢山います。
ただ、広告は無料ではありません。広告を出すためには当然費用が発生します。
当然、売上が広告費用より大きくて利益が出る場合は問題ありません。
しかし、利益が出ない場合は赤字になってしまいます。

果たして広告を出せば売れるのでしょうか?今日はそんな話です。

お客様が見えている事が重要!

実は、広告を出す場合にもお客様が見えている事が重要です。
要は「誰に広告を見てもらうか」が大切という事です。
当たり前ですよね!

もちろん、誰にでも広告を見てもらっても問題はありません。
しかし、興味のない人が商品(サービス)を購入する可能性は低いという事です。

どいういう事かと言うと、多くの人の目に留まる広告は「高価」という事です。
これが基本です。
いろいろな広告媒体がありますが、多くの人に見てもらうにはお金がかかるという事です
当然、多くの利益を上げるためには広告費用は最小限で最大限の売上を上げる事です。

そうすると、あなたのお客様になりそうな人に向けて広告を発信するのが効果的です。
つまり、お客様像がイメージできると、そのイメージに沿った人を対象に広告を打つという考え方です。

テレビの広告では?

テレビの広告を例に説明すると。
例えば、誰でも名前を知っている大企業の宣伝。例えばソニーの製品です。
これと、例えば地方都市のレストランの広告では効果的な広告のやり方が違います。

どちらも、テレビのコマーシャルを流すとします。
ソニーの場合は、全国どこの場所の人でも製品に興味があれば購入してもらえる可能性があります。例えば大型のテレビです。テレビを買い替えようと思っている人にコマーシャルを見てもらえれば売上に繋がる可能性が高くなると考えられます。

そうすると、全国ネットの放送にコマーシャルを流す効果は期待できます。

ところが、地方都市のレストランのコマーシャルを全国ネットで流しても殆どの場合は、遠方から食べにくる可能性はよほどの有名店や有名シェフがいる場合を除けば可能性は低くなりますよね?

そう考えると、むしろ地方のローカル向けの番組のコマーシャルに限定して流した方が少ない費用で広告を出すことができます。当然、地元の人ならば行ってみようと考える人が出てくる可能性は遠方に比べれば高くなります。
つまり、地元に絞った広告の方が効率が良くなります。

インターネットの広告は

インターネットの広告の多くは、ユーザーのインターネットのアクセスの履歴などの情報を基に、その人の興味の対象を予測して、興味がありそうな商品の広告を表示させる事で、広告を経由した、購入を促す事で収益を上げる仕組みの物が多くなっています。

つまり、より広告を出すターゲットを絞って効果的に広告を配信する事でより効果的な広告の配信を実現しています。

限られた予算で効果を上げるには?

フリーランスの場合は、大きな会社に比べると広告にかけられる費用は限られています。
限られた予算で効果を上げるには、より効果的な広告を配信する事がとても重要です。

つまり、不特定多数に向けて配信するのではなく、
興味がありそうな人に向けて配信する事が大切です。

その為に必要なのが、「対象を絞り込む」ことです。
ここで、あなたの「お客様はどんな人」が重要になります。

もっと簡単に言うならば「売れそうな人」に限定して配信するという事です。
可能性が高い人に絞る事で、対象とする配信範囲を限定して費用を抑えます。
そして、効率的に売り上げを得る事で利益を最大化するという事です。

大きな会社の場合、沢山の人に向けて配信しても沢山の人が対応可能です。
一方で、フリーランスの場合はあなた自身が全て対応しなければいけない場合が殆どです
そうなると、無理に広範囲に向けて配信するよりは、
あなたの目の届く範囲で配信しないと対応もおろそかになりがちです。

むしろ、すべての人に丁寧に対応する方が、より購入の可能性も高まります。

効果的な広告はあなたの商品(サービス)に興味ありそうな人に限定する事です。

ここでも、お客様を絞る、分野を絞る事が聞いてくるわけです!


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