売れない本当の理由は何か?



2020年02月18日

本当の理由は何か?

ビジネスの悩みとしてよく聞く事に「商品(サービス)が売れない」というのがあります

確かに問題ですよね?

しかし、これはあくまで表面的な問題でこれだけでは解決に導くのは難しいと言えます。

「商品(サービス)が売れない」というのはあくまで目に見えている問題です。
大切なのは「真の問題は何か?」を突き止める事にあります。

問題は何処に?

では、どこに問題があるのでしょうか?
多くの人が考えるのは、「何故売れないか」を考えます。
例えば。。。

  • 商品が悪い
  • 価格が高い
と言った具合です。
このアプローチは売る側の立場で考えたものですよね?
以前にも紹介した事ですが、主語はなんでしょうか?
この場合、「商品」や「価格」と言った人間以外の物が主語です

人間以外が主語の場合は、実は「何故」を考えるのはとても難しくなります
例えば、商品が悪い場合、何が悪いのでしょうか?

このアプローチでは基本的に出てくるのはやはり「物」です。

人を主語にする

この場合、主語を人にすると掘り下げやすくなります!
「なぜ(商品が)売れないか」は、「なぜ、(お客様は)買わないか」と考えます。

そうすると、少し違った理由が出てきます。(お客様が)必要ないから買わない。
そうすると、対策としては

  • お客様が必要な物は何か?
  • あなたの商品が必要な人は誰か?
と言うような事になります。
つまり、「必要な」人に売っていないから「売れない」わけです。

或いは、
  • お客様が、商品(サービス)の価格が高すぎると思うから買わない
同じ価格が高いという事ですが、もっと具体的になります。

この場合、お客様が「高い」と思わない価格は幾らかを考えれば良い事になります。

「高い」と売れないのか?

ところで、お客様が「高い」と思う理由は何だと思いますか?
あなたが買い物をする場合を考えて見てください!
どうしても欲しい物ならば、高くても買いませんか?

例えば、コンピュータです。Macは高いですよね?
WindowsのPCならば同じくらいの性能の物が半額位から買う事は可能です
でも、Macが欲しい人は、高くてもMacを買いますよね?

そうなんです、「高い」というのは実は問題にならない事も多いのです。

売れない本当の理由は?

売れない本当の理由は、
  • お客様が、欲しいと思う人に売っていない(顧客ターゲットが間違っている)
  • お客様は、その商品やサービスが無くても困らない(緊急性の欠如)
  • お客様にとって、もっと魅力的な商品やサービスが他にある(競合)
そう考えると、実際の問題は「売れない」事ではありませんよね。

本当の理由は、

  • セールス対象の間違い
  • 緊急性がない
  • 競合に負けている
というような事になります。

先ほどより具体的になりましたが、十分ではありません。
これをさらに掘り下げて行くと、もっと具体的になります。

「セールス対象の間違い」も同じ要領でもっと具体化できます。

表面に出てきている問題は、実は真の問題ではない場合が殆どです。

表面の問題を如何に掘り下げて「真の原因」に近づく事が本当の意味での
問題解決に繋がります!




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