裏から見ると!?



2020年02月20日

裏から見ると!?

先日、商品(サービス)提供側とお客様の視点について少し触れました。
立場が違うと、同じような事でも違う様に見えてくる場合が沢山あります。

山に登る場合も似たような事があります。
山を東側から見ると切り立った断崖絶壁の場合でも
反対側からみるとなだらかな山並みという事はよくある事です。

この山を東側から登ろうとすると大変ですが反対の西側から登れば比較的簡単に登れます

勿論、困難な東側から登るのが目的の場合は別ですが、
単に山頂を目指すならば西側から登れば簡単です。

山に限らず、似たような例は沢山あります。

ビジネスでも応用できます

ビジネスの場合は、裏表があるわけではないので、裏から見ると言うと少し違います。
でも、考え方は同じで視点を変えてみるという事です。

例えば、素晴らしい商品(サービス)を立案して販売する場合を考えてみてください。
商品の良さを前面に出して宣伝をして販売に繋げる。
正面突破の方法ですよね!

とこが、WebサイトやSNSで宣伝をしても思う様に売れない事があります。
そうした場合、あなたならどうしますか?

友人や知り合いに頼んで拡散してもらったり、広告を出したりして、
あなたの商品(サービス)の露出度をあげたりするのが次の一手になります。

それでも上手く行かない!

どうしますか?

視点を変えてみる!

そこで、今日の話題の「裏から見ると!?」という事です。
視点を変えて見てみるという事です。

以前にも書きましたが、提供側ではなく、お客様側に立ってあなたの
宣伝やメッセージを見てみるという事です。

ところで、お客様側に立ってみるという事ですがあなたならどのようにやりますか?

先ほど出した山の話に例えれば、反対側から見るという事でも幾つか考えられます。

  • 地図で反対側から見てみる
  • 反対側の写真やビデオを見てみる
  • 実際に反対側に行ってみる
さて、あなたならどれを試しますか?
時間とお金が許すなら、お勧めは「実際に反対側に行ってみる」です。
これは、実際に体験して自分自身で確認する事が出来るので一番効果的です。

次が写真やビデオです。
細かい所はわからない場合も多いですが、イメージはつかめます。

最後が地図で反対側から見てみるです。
理屈では地図を見ればある程度予想はできますが、
なかなか実際の感じをイメージするのは難しい物です。

お客様の立場に立つとは?

一つは、あなた自身があなたの商品(サービス)を買う立場で見てみる事です。
ところが、この方法は少し問題があります!
それは、あなたが商品(サービス)を作ったという事です。
つまり、あなたは商品(サービス)が価値のあるもので、素晴らしいと思っているので
あなたの宣伝文句や商品の障害に余り疑問を感じないかもしれません。

ではどうすればよいか?
「あなた以外の人になってみてみる」のが重要です。

では、誰になりますか?
コツは、具体的な人を選んでその人になってみる事です。
例えば、あなたがSNSで宣伝しているならば、あなたのメッセージをみているであろう
誰か一人を選んでその人になってみます。
重要なのはその人は「実在」するという事です。

その人になるためには何が必要ですか?
まずは、その人がどんな人か知る事です。その人の投稿を見たり、コメントを見たりして
その人の事を良く知る事が第一歩です。

そのうえで、その人があなたの商品(サービス)やその宣伝を見てどう考えるか、
どう行動するかを考えて見ると、
あなた自身が見るのと違った事が分かる場合が沢山あります。

違った世界が見えるか?

いかがですか?
何か新しい事は見えてきましたか?

恐らく多くの方は、それでもその人にどの様に映るかはわからない場合が多いと思います

そういうと、「意味がない」とおっしゃるかもしれません。

実は、一番大事な事は「よくわからない!」とあなた自身が分かる事です。

そう考えると、今まで「良い」と考えていた事にも疑問が生まれてきます。
そうすると、何か変えてみようという事に繋がります。

何か消化不良ですよね!

では、答えを一つ種明かしすると実際にあなたが選んだ人に聞いてみればハッキリします
当たり前ですが、これにつきます。

これを読んでナルホド!と思ったらやってみてください。
きっと良い方向に向かうと思いますよ!


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