本当の悩みは何か?



2020年03月03日

本当の悩みは何か?

ビジネスで提供する商品(サービス)を作るときによく言われる事に
「お客様の悩みを解決」することを意識するという物があります。

ここで大切なのは当たり前ですが「お客様の悩み」は何かという事になります。

そこで、お客様の悩みは「お客様に聞くのが一番」という事で
お客様に協力していただいて、アンケートや調査を行う場合があります。
その結果を踏まえて「悩みは何か」を考えることになります。

氷山の一角

ところが、お客様から直接聞こえてくる悩みは「氷山の一角」という場合が殆どです。
もちろん、外れてはいないと思います。
「本当の悩み」は少し別のものであることも多くなっています。

氷山の一角というのは、「見えているのは一部だけ」という意味で
全体像は隠れていて見えないことを暗に示しています。

悩みもこれによく似ていて、表面に出てきていることはその悩みの一部であって
全体は少し違うところに問題があったりします。

集客がうまくいかない!

例を挙げると、ビジネスをしている人から良く聞こえてくる悩みに
「集客がうまくいかない」
という問題があります。

実際に、集客がうまく言っていないというのは恐らく事実だと思います。
ところが、集客がうまくいかない「原因」はいろいろあります。
問題を解決するためには、「何が」「どこが」うまく言っていないのかを
もう少し具体的にしていかないと、「真の原因」がわかりません。

集客がうまくいかない理由は?

ビジネスをやっている方にはお分かりだと思いますが、
集客がうまくいかないのには沢山の要因があります。
とても、1回のブログでカバーできる内容ではない位「大きな話題」です。

それでも、「集客がうまく行かない」と表現する人は
その大きさに気づいていない場合がとても多くなっています。
もう少し、細かいところまで見て考えている場合は
もっと細かい「具体的」な要因を挙げるものです。

いくつか要因を挙げてみると、

  • 対象としている人があなたの「商品(サービス)」とマッチしていない
  • 商品にあまり魅力が感じられない
  • お客様(見込み客)とコミュニケーションが取れていない
  • 商品(サービス)をうまく説明できていない
  • 商品を紹介するタイミングが悪い
など、いくつかの要因が上がってきます。

悩みを具体化すると「悩みでなくなる!」

実は「悩み」の実態は「よくわからない」ことにあります。
問題点を具体化していくと、何が足りないのか、何が悪いのかが見えてきます。
例えば、上の例で、「対象としている人があなたの商品とマッチしていない」場合は
あなたが対象にしている人はどんな人で、
あなたの商品を必要としている人はどんな人かを考えていけば
誰を対象にするかが見えてきます。

そうすると、対象にするべき人はどこにいるのかという事が大切という事もわかります。

問題が具体化すると、それに対して何をするかがハッキリしてきます。
ハッキリすればやることもわかります。

よくわからない場合は、何が悪いか、何が問題化も抽象的な場合が殆どです。
そうすると、何が必要かとか何をするかもハッキリしません

そうすると、行動する方向性もハッキリしないので闇雲に
思いついたことを繰り返す場合が増えてしまいます。

本当の悩みは何かを考えるとそうした事を避けることができます。
本当の悩みを見つけるコツは、詳細で具体的な問題に掘り下げていくとうまく行きます

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