どのフレームワークがいいの?

Silicon Valley Super Ware

2020年4月21日

どれを選んでも余り変わりません!

どのフレームワークがいいの?

前回の投稿には少し質問が多かったので予定を変更して、 今日はWebサービスで利用するフレームワークやライブラリの話を もう少し詳しく書いてみる事にしました。
昨日例に挙げたのが「Angular」「Vue.js」「React」「jQuery」です。 この辺が現在Webサービスを作るのによく使われているフレームワーク/ライブラリです。
jQueryは少し古いものになるので、今から勉強するならば他の3つの中から選ぶのがよいかと思います。
では他の3つのうちどれがいいの?というのが一番多く寄せられた質問でした。

基本は「楽に使える物」を選ぶのが一番です!

フレームワークやライブラリはWebサービスを「楽に作るため」「楽に管理するため」に使います。
つまり、余り勉強に時間をかけずに使える物を使うのが基本です。
既にどれかを勉強して、使っている場合そのフレームワーク/ライブラリを使うのが一番です!

楽が出来る理由!

フレームワークやライブラリを利用するとWebサービスを作るのが楽になるのは、 よく使う機能などを、予め準備してあったり、再利用しやすい形にできるのが 大きな理由です。
もちろん、フレームワークやライブラリを利用しないで、JavaScriptで全部書いても 同じことはできます。しかし、フレームワークやライブラリを使った方が簡単で楽に できます。

jQueryは少し古い!

シンプルなWebサービスを作るのにはjQueryはJavaScriptで書くより便利で楽にできます。 そんな理由で一時は利用者も多く、現在でも多くの人が利用しています。 しかし、作る時はともかく、作った後のメインテナンスは意外に面倒です。 JavaScriptで直接書くよりは良い物の、他の3つに比べると読みづらいコードになります。 時間がたつと、読み返してコードをいじるのは結構大変です。

これから始めるなら「Vue.js」は勉強しやすいです!

HTMLとJavaScriptが分かっている人には余り抵抗なく入れるのが大きな理由です。 「React」や「Angular」よりは、導入の「違和感」は少ないと思います。
私の場合は、しばらく「jQuery」だけで書いていましたが、Reactを使い始めて ずいぶん楽にUI(ユーザーインターフェース)が作れるようになったので、 現在は殆どのWebサービスの開発にReactを利用しています。

問題がなければ乗り換えない!

フリーランスとして「稼ぐ」事が目的の場合、特に問題がなければ、 最初はあれこれ手を出さずに利用する「技術」を絞り込んだ方が上手く行きます
規模や実装方法の違いはありますが、基本的に3つとも「楽に作る」サポートをしています。 そうした観点では大きな違いはありません!

問題がなければ、選んだ「一つ」にまずは集中する!

フリーランスの場合目的はあくまで「収益を上げる」事です。 いろいろな事を勉強するのは目的ではありません。 まずは、選んだ一つを使いこなす事これが大切です。 フレームワークやライブラリはあくまで道具です。
道具を集めても収益にはなかなか結びつきません。 むしろ他のフレームワークやライブラリを勉強する時間を 市場調査や営業活動に当てた方が確実に利益がでます。

Reactを利用している理由

既に書いた通り私は、Webサービスを作る場合基本的にReactを利用する場合が殆どです。 その理由は、「Angular」「Vue.js」「React」の中で、Reactを使ったのが最初だったからです!
  • アメリカではReact利用の開発事例が比較的多い
  • Angularまでの機能は殆ど必要なかった(UIがカバーできれば十分)
  • 私の顧客の多くがReactを利用していた
賛否両論はありますが、最初は若干戸惑った物の、すぐに慣れました。 現在では余り問題なく使えていますし、テーブルなどよく使う「部品」も 増えてきました。
少し戸惑ったのは「JSX」ですが、HTMLの拡張みたいなもので、 jQueryより、HTMLに近い形でUIが実現できるのでなれると便利です。

という事で、お勧めは「Vue.js」か「React」です!

Angularがダメというわけではなく、既に使っている人はAngluarで良いと思います。 多くの場合、フリーランスが開発するWebサービスは「Vue.js」か「React」で十分です。 後は好みの問題もあるので、ちょっと簡単なWebサービスで試してみて決めれば良いかと思います。

使い分ける!

たまたま、幾つかのフレームワークやライブラリを使いこなせる人は、 作成するWebサービスの規模や複雑さに応じて使い分けるのが良いかと思います。
それぞれのフレームワークやライブライをそれなりに使いこなせる人は 違いもよくお分かりだと思いますので、その都度一番良いと思う フレームワークやライブラリを選ぶのが一番です。

道具を沢山持っている人は使い分ける!

道具は、Webサービスの開発をサポートしてくれます。 時間が限られているフリーランスの場合、時間を有効に使うための手段です。 少し余分な勉強になるかもしれませんが、1つのフレームワーク/ライブラリの 勉強はあなたの仕事をサポートしてくれます!

実装例を見たい人は?

複雑なWebサービスもフレームワーク、既存のサービスを上手く利用すれば、 短期間で簡単にWebサービスを作る事ができます。
実際どのようにWebサービスに生かすかを見てみたい方!是非ご連絡ください! 幾つか既存のサービスを例に挙げながら丁寧にご説明させて頂きます。
シリコンバレースーパーウエアでは、Webサービスの作り方だけではなく、作ったWebサービスを利用した ビジネスの展開までを身に着ける事が可能です。

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