6月のテーマは? 使えると得をする「REST API」!!
Silicon Valley Super Ware
2020年5月29日
6月のテーマは? 使えると得をする「REST API」!!
5月も終わりになりました。今年度は、「Webサービスを使ったビジネス」を テーマに活動しています。4月と5月は別のやり方で「お問合せフォーム」の Webサービスの制作をお伝えしてきました。6月の話題は「REST API」を取り上げる予定です。
何か難しそうな感じがしますが、言葉の定義とかいろいろな詳細には触れません! 実際に利用するのにその中身や定義はそれほど重要ではないからです。
APIも同様です。
一言で言えば、「データをサーバーとやり取りするための取り決め」です!
合言葉というのが一番分かり易いかもしれません。 「山」と言ったら「川」と返すようなそんなイメージです。もう少し詳しくREST APIを!
APIというのは、一般的にプログラムが別のプログラムやモジュールとやり取りする 取り決めです。REST(Representational State Transfer)もこのAPIの決め方の一つです。インターネットで検索すると、いろいろ難しい説明が出てきますが、 今日多く使われている物は特定のリンク(URL/URI)にアクセスすると特定の処理や データをやり取りできるという物です。
「http://www.abcd.com/users」にHTTP GETでアクセスすると 登録されている全ユーザーの情報が取れる。とうような使いかたをします。
どのURLで何ができるかが分かれば、簡単に利用できます!
説明を読むと難しそうですが、実際に使う分にはそれほど難しい事はありません。どのURLにアクセスすると、決まった事をやってくれるという仕組みです。
何故APIが必要?
APIはデータのやり取りや処理を行うためのやり取りの仕組みです。 つまり、やり取りを行わなければ必要ありません。例えば山に籠って一人で生活する場合、言葉を話す必要はありませんよね? それと同じで、あなたが作るプログラムが完全にあなたのプログラムだけで 全ての動作を行う場合無くても良いものです。
しかし、別のプログラムと一緒に何かをやる場合には必要になるものです。
Webサービスの場合は、殆どの場合一つのプログラムという事はありません。
多くの場合は、ブラウザーとサーバーで別々のプログラムが動いています。
そうなるとお互い「話」をする必要があるのでAPIを決める必要があります。
お互いのコミュニケーションに使うので、両方のプログラムで同じように
「取り決め」を守るように作る必要が出てきます。
WebサービスとREST API
Webサービスを作る場合どのような場合にREST APIを使うかというと 「他のWebサービス」をあなたのWebサービスに組み込んだりする場合に 必要になります。具体的な例を挙げると、オンラインで支払い受付(決済)をする場合 自分では決済できない場合が殆どなので、決済のサービスをしている 業者を使って決済するのが普通です。
このような場合、決済のサービスは別のサーバーで動いているので APIを使ってやり取るする必要があります。
REST APIは他のWebサービスを自分のサービスに取り込むときに便利!
以前紹介したように、自分で作ると大変なサービスでも既存のWebサービスを 利用すれば、簡単に自分のWebサービスに取り込むことができます。良く利用されるのが、決済やメール配信(メルマガ配信)などは、 APIを利用すると簡単に自分のサービスに取り込む事ができます。
「Vue.js」や「React」のように、使えるとWebサービスの開発が楽になる という点で、REST APIもWebサービスを作る場合に知っていると強力な 武器になります。
6月は「REST APIを体験する!」がテーマです
いきなり、他のWebサービスを組み込んでも良いのですが、 まずは、REST APIを使ってみるというのをテーマにしようと思います。 基本的には「コマンド」代わりに、URLに「HTTP」のアクセスをする というのが、使い方です。具体的にやる事は
- Vue.jsを引き続きUIに利用!
- 4月・5月は触れなかったVUEXも導入
- REST APIを使ってデータのやり取りを行う
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