JSON Placeholderで学ぶREST API!
Silicon Valley Super Ware
2020年5月31日
JSON Placeholderで学ぶREST API!
6月のテーマは「REST API」という事で連載をしていきます。 REST APIは外部のWebサービスをあなたのWebサービスに取り込んだりする場合 よく利用される「しくみ」です。REST APIの詳細な説明は難しい事も沢山書いてあるので今回は無視して 「どうやって使うか」に集中して使いかたをマスターするとう方針で行きます!
利用方法は難しい事はなく、URLに少し「おまけの情報」を加えて送るだけです。 使いかたさえ覚えてしまえば、REST APIを提供しているWebサービスを簡単に あなたのWebサービスに取り込めるようになります。
今月利用するのが「JSON Placeholder」というサービスです。
このサービスの提供するURLにデータを送ると必要なレスポンスを返してくれます。使ってみるのには手軽なサービス!
実際のWebサービスを利用して、それを組み込むというやり方もできますが、 実際のサービス利用の場合いろいろ制約も大きくなりやる事も多くなります。 そこで、まずは、REST APIを使う事に集中するためJSON Plaseholderを 選びました。面倒な事の一つは「認証」です。 勝手にサービスを使ったり悪用を防ぐために多くのWebサービスでは 「API Key」を設定して、サービスの利用者が登録した人かどうかを チェックする場合が殆どです。 認証のやり方も大切ですが、認証方法はサービスごとに幾つかの パターンがあるので、まずは認証がいらない所から始めようというのが 趣旨です。
「http://www.abcd.com/users」にHTTP GETでアクセスすると 登録されている全ユーザーの情報が取れる。とうような使いかたをします。 JSON Placeholderのサイトは、 こちらです。
https://jsonplaceholder.typicode.com/posts
認証不要なのでブラウザーからでもアクセス結果が見られます。
これをJavaScriptで読み取ってWebサービスの画面に表示したりするというのが
今月の目標です。
何ができる?
幾つか違うレスポンスをサポートしています。リソース | 期待される返信 |
---|---|
/posts | 100 posts |
/comments | 500 comments |
/albums | 100 albums |
/photos | 5000 photos |
/todos | 200 todos |
/users | 10 users |
ブラウザーで見る事ができるのは基本的にHTTPの「GET」の
アクセスだけです!
JSON Placeholderでは、他のアクセス方法
- POST
- PUT
- PATCH
- DELETE
REST APIの練習や、ひな形を作る場合には十分!
実際にデータが更新されるかどうかはREST APIとのやり取りには余り関係ありません。 何かのアクセスを要求してそれに対するレスポンスが返ってくれば 機能の確認や、機能の実装には十分です。そこで、今月はこの「JSON Placeholder」を利用して外部サービスと 「やり取りをする練習」をしてみようというのが趣旨です
主に利用するのは「https://jsonplaceholder.typicode.com/posts」のAPIです。
このリソースは、「GET」「POST」「PUT」「PATCH」「DELETE」で利用できるので 一通りの機能を試す事ができます。フレームワークは引き続きVue.jsをベースに使っていきます
フレームワークは引き続きVue.jsを利用してUIを作る予定です。6月はVUEXを導入して
- UIとデータ処理を分ける
- UIはUIの操作などのイベント対応中心の処理
- データの処理、データのやり取りはVUEXの方に集める
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