SendGridによるメッセージ配信サービスの魅力！

Silicon Valley Super Ware

2020年7月26日


SendGridによるメッセージ配信サービスの魅力！

前回までで一通りのサービスの実装については終了です。
今回は改めてSendGridのサービスを利用する理由について解説していきます。

単にメッセージを送るだけではありません！いろいろ便利な事があります！

単純にメッセージを送るだけならば「E-Mail」や、最近のＳＮＳではサポートされているＤＭ（ダイレクトメール）を 使えば出来るのでわざわざSendGridを使う理由は余りないように見えます。
実際は、単にメッセージを送るのが目的ではなく、より「効果的にメッセージを使う」ための仕組みとして 利用価値があります。
インターネットを利用したビジネスでは上手く使うと強力な武器になります！

メッセージのトラッキング

一つの大きな利点は、メッセージのいろいろなトラッキング（追跡）情報を得る事ができます。
トラッキングというのは、「メッセージを送った後」の処理です。 メッセージを送るだけならばわざわざ外部のサービスを利用する利点は余りありませんが、 メッセージを送った後の事もいろいろやってくれるのが便利です。

その中でも強力なのが、メッセージを開封したかどうかが分かるのは大きなポイントです！

メッセージ事に、そのメッセージが届いたか、開封されたか、さらに、開封した回数は何回かといった、 詳細の追跡情報を得ることができます。
こうしたデータは、送ったメッセージがどれくらい読まれているかという貴重なデータをとれるだけではなく、 送り際の相手がどれくらい興味を持っているかなどを測る指標としても使える事になります。
例えば普段余り開封もしない相手に沢山のメッセージを送りつけるのはある意味逆効果になる場合が あります。そうした事を避けるために、メッセージの内容を変えてみたり、送るメッセージを厳選したりして、 「相手に合わせた対応」をする事もできます。
反対に良く読んでいる人に関しては、もっと頻繁に情報を提供したり、アンケートなどの調査の依頼にも 答えて頂ける可能性が大きくなる場合が多いので、よりきめ細かな対応やフォローアップが可能になります。
インターネットのビジネスの利点はインターネットならではの特長を生かして、 多くのデータを集めてそれを基に様々な対応を取れる事にあります。
メッセージの追跡（トラッキング）はそうした対応の柱になります。

SendGridは、メッセージの配信の完了や、開封などのイベントをメッセージ事、宛先毎に行うことができます！

いろいろな配信が可能

まとめて多くの人に送る場合は、宛先をグループに分けて管理できると発送をより効率的にできます。
例えば、利用者の興味の度合いに応じて違うメッセージを送るという事も重要です。
例えば、プログラミングを始めたばかりの人と、ある程度勉強が進んで、就職やフリーランスとしての活動を始めたり、 始めようとしている人では必要な情報が違います。

利用者を幾つかのグループに分けて、グループの興味に応じて違うメッセージを配信する方が効果的です！

全部の人に「同じ」メッセージでは、効果は半減します。より、求められているであろうメッセージを配信した方が 読んで頂ける可能性も高くなりますし、あなたに対する見方も変わってきます。

メッセージを受け取りたくない人もいる！

メッセージを送るのは微妙な場合もあります。最初は興味があっても、「何か違う！」と感じる人もかなりいらっしゃいます。 そうした人にメッセージを送りつけるのは逆効果です。 必要のない人は簡単に配信を止められる（unsubscribe）も重要な機能の一つです。
E-MailやＳＮＳのメッセージ機能でも、グループを作っての配信はできますが、 配信を止める機能は余り充実していない場合が多くなります。 こうした専用の配信サービスはそうした配信停止の機能も充実しています。 利用者が「いつでも配信の停止を主導できる」これも利用者からすれば重要な機能です。
あなた自身の事も大切ですが、利用者（相手）にとって便利であることも重要です。
専用のメッセージ配信サービスにはそうした利用者側の要望にも対応している所は大きなプラスです。
7月の最終週は、SendGridの機能の中から良く利用されている「トラッキング機能」について もう少し詳しく解説していきます。
シリコンバレースーパーウエアでは、単に機能を作るだけではなく、利用者を第一に考えた 使いやすく価値のあるサービス作りの手法を提供しています。 単純に、Webサービスを作るだけではなく、どのように作って、どのようにビジネスにつなげて 行くかが鍵です。また、フリーランスの方だけではなく、就職を考えている方にも 「実践力」を養うことで「即戦力」のエンジニアとしてのスキルを身に着ける事ができます！

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