登山・ハイキングの為の新サイトを公開しました!
Silicon Valley Super Ware
2020年8月16日
登山・ハイキングの為の新サイトを公開しました!
先日から今月のテーマとしてお届けしている 「趣味を基に作ったWebサービス」の例として 「登山・ハイキングの為のサイト」を公開しました。取り合えず、見かけ上は従来のサイトと同じような内容のサイトを リニューアルして別のURLでテスト公開をしました。
登山・ハイキングのGPSデータの解析と、推奨心拍数の計算を提供しています。
内容的には従来サイトとほぼ同等の機能ができましたので、 まずは公開させて頂きました!jQueryの実装をVue.jsに移行!
現在は昨日は従来のjQueryベースで実装したサービスを Vue.jsで作り直しました。今後はサイトの再構築と改善を行う予定です。新しいサイトはこちら!
今日は番外編ですので、簡単に機能の紹介です。
すでに、先週詳しい話を載せていますが、もう少し利用者寄りの話です。
登山・ハイキングのGPSトラッキングデータの解析機能は、
標高の変化で、心拍数や歩行速度、休息時間にどのような差が出るかを知るためのサービスです
高山病の症状は、人や状況によりいろいろな自覚症状が出ます。- 頭痛
- 吐き気
- 眠気
ところが、心拍数のデータを見てみると、自覚症状が現れる前に その兆候が見つかる場合が多くあります。
具体的に言うと、歩行ペースが同じでも心拍数が高めになるという事が 兆候として現れます。
何故、同じペースで心拍数が高くなるのか?
理由は簡単で、いわゆる「酸素が薄くなる」からです。 もう少し詳しく言うと、あるペースで歩くのに必要な酸素を 同じ呼吸数では取り込めなくなるため、血中の酸素飽和度(SPO2値、よくサチレーションと言われています)が 下がるので、心拍数を増やして体に必要な量の酸素を届けるための反応です。これは、「運動強度」が高くなる事に相当します。
つまり、「いつもと同じようなペース」で歩いているつもりでも、 通常の生活圏の標高では、小走りになるようなペースになっているという事です。 知らずのうちに「オーバーペース」になりやすい状態という事です。しかし、高山病の自覚症状が無い段階では、それに「気づく」のはとても難しいのが 現実です。そこで、バテやすい状況が作られています。
標高毎にデータを分析する事でそれを目に見える形で知る事で対策を 取るという行動に変えるのがこのサービスの目的です。
登山・ハイキング中の心拍数の上限値を知る!
高山病の症状が出る前からペースを調整して オーバーペースを防ぐのが目的なので、ペースを管理するための 指標が必要になります。それが「心拍数」です!心拍数の上限は、心拍ゾーンという考え方から算出しています。
最大心拍数を基に、「長時間歩くため」の心拍数を ランニングの運動強度の考え方から推定するという方法です。
これによって、登山・ハイキング中の心拍数をモニタしながら この心拍数を超えないように歩くペースを調整する事で バテ大きな原因となる「オーバーペース」にならないようにします。
勿論、オーバーペースにならなければバテないというわけではないので、 バテてしまう事はあります。 しかし、少なくてもばてるまでの時間を引き延ばす事ができますし、 感覚的には「楽」に歩いても、所要時間は余り変わらないかむしろ早まる事も あるいというデータも出ています。
来週はこのWebサービスをどのように「利用」していくのかを説明します!
シリコンバレースーパーウエアでは、単に機能を作るだけではなく、利用者を第一に考えた 使いやすく価値のあるサービス作りの手法を提供しています。 単純に、Webサービスを作るだけではなく、どのように作って、どのようにビジネスにつなげて 行くかが鍵です。また、フリーランスの方だけではなく、就職を考えている方にも 「実践力」を養うことで「即戦力」のエンジニアとしてのスキルを身に着ける事ができます!
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