オンライン決済の実装 Stripeを利用したオンライン決済
Silicon Valley Super Ware
2020年8月31日
オンライン決済の実装
アメリカではまだ8月31日ですが、日本はもう9月ですね! 9月はオンライン決済の実装をテーマにお届けします。Webサービスに限らず、インターネットを利用してビジネスをする場合 どのようにサービスや商品のお金を受け取るかは一つの課題です。
実店舗を持って展開するビジネスとは違って直接顔を合わせないケースが多いため代金の受け取りは課題です
お金を受け取る方法はいろいろあります。銀行振替も一つの方法ですし、 商品を実際に発送する場合、日本だと代金引換の配送も一つの選択肢です。 しかし、Web上のサービスの利用や、オンラインコンテンツ(教材や情報)を販売する場合 サービスはWeb上ですし、オンラインコンテンツはダウンロードで提供できます。そう考えると、インターネット上でクレジットカードなどによる決済が便利です。
オンライン決済をサービスに組み込む
実際に商品を紹介・販売するサイト(サービス)やWebサービスを提供する場合、 サイト内に代金を決済できる仕組みを組み込めるとサイト(サービス)はより 手軽に利用できるようになります。自分自身でそうした決済の仕組みをゼロから作るのは簡単ではありません。 そこで利用するのが外部の(決済)サービスです。
この仕組みを組み込む事で、代金の支払いと引き換えに すぐに商品やサービスを提供する事も可能になります。
今月紹介する仕組みはオンラインの決済サービスを提供している「stripe」というサービスを利用します。
Stripeは、登録すればすぐに利用できるサービスです。 Webにサービスを組み込まなくても、請求書を発行すれば、請求書のリンクをクリックすれば オンラインで支払いをすます事ができる仕組みもあります。一番簡単な仕組みは:
- 仕事の受注
- 請求書の発行(メールで送信)
- 代金の決済
しかし、オンライン教材などを販売する場合、情報はダウンロードで済ませる事は可能です。 この場合は、Webサイトで自動化できると効率もアップしますし、利用者にも便利です。
購入申し込み後、請求書を送ってから支払いを確認して商品やサービスを提供する場合、 利用者は決済が済むまで商品やサービスを利用できません。 特に、人手を介す事務処理が入る場合、利用できるのが翌日以降になる場合もあります。
こうした状況だと、利用者が購入を諦めてしまう場合も沢山あります。
タイムリーなサービスの為に!
Stripeはそうした事態を避けるために、Webサイトにオンライン決済の仕組みを組み込む事も サポートしています。簡単なAPIを利用する事で、オンライン決済をサポートできます
必要な技術は、「バックエンドサービスの実装」と「APIの利用です」
バックエンドを利用する大きな理由は、決済サービスでは金銭のやり取りが発生するので、 サービス利用にはセキュリティの確保が必要になります。そのため、サービスの利用に必要なセキュリティキーをサーバー側で実装して 簡単には情報を見られないようにする工夫が必要なためです。
後は予め用意されているAPIをフロントエンド側でも実装して呼び出せば実装自体は 簡単に実現できます。
オンライン決済のお金の流れ!
実装の詳細は、これから順を追ってお届けします。 今日は簡単なお金の流れを説明します。- 商品の購入手続き(商品の選択と決定)
- 課金情報(価格など)をStripeに送ってセッションIDの取得
- オンライン決済(stripe)が代行
- 入金後手数料を差し引いた金額がStripe上で有効に
- 登録した銀行口座に振り替え
アメリカでの契約の場合、手数料は若干異なって、2.9%+30セントが徴収されます。
手数料がかかりますが、同様なサービスを同じ地域で受けた場合は、 手数料はほぼ横並びになっているので、実際の課金モデルに応じてサービス業者を 選ぶのが良いと思います。
では、明日から早速サービスの組み込み方をお届けします。お楽しみに!
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