Firebaseによるオンライン決済の導入

Firebaseによるオンライン決済の導入

2020年9月27日



Firebaseによるオンライン決済の導入

9月のまとめです!

9月はオンライン決済をWebサービスに取り入れるというテーマでお届けしてきました。Firebaseを利用すると、オンライン決済の仕組みを導入する上で必要な機能を簡単に統合して実装する事ができます。

すでにお伝えしてきたように、オンライン決済を導入する上でオンライン決済を提供するプロバイダーとのやり取りでバックエンドのサービスを利用した方がいろいろと都合が良い事をおつたえしてきました。

バックエンドの処理と、Webサイトのホスティング、そしてWebサービスの提供と全体を見ると、Firebaseの利用は「お得です」

Firebaseによるホスティング

最初は無料から利用できる!

Webサービスを提供するには、Webサイトをホスティングするサーバーが必要です。単にシンプルなWebページを集めたサイトではなく、JavaScriptなどを駆使して、Web上でサービスを提供するような仕組みを考えた場合、利用できるホスティングのサービスは限定されてきます。

その点Firebaseは、アクセスや使用するデータが少ない場合利用料金が発生しません。サービスが認知されてアクセスが増えるとそれに応じた料金が発生しますが、立ち上げ時の多くは無料でWebサービスのホスティングを利用できます。

ビジネスで収益を上げるためにはサーバーの運用費用は低い方が有利です。

さらに、思い立ったらすぐに利用できるのは魅力です!

Firebaseによるバックエンド処理

バックエンド処理が必要な場合選択肢が限られてきます!

バックエンドの処理が必要になる場合、利用できるWebサービスのホスティングはさらに限られてきます。

WordPressが稼働しているホスティングサービスの場合、PHPを使ったバックエンド処理は可能です。しかし、フロントエンドはJavaScriptで開発されるため、別のプログラミング言語で記述する必要があります。

既にPHPを習得されている方には問題でないかもしれませんが、FirebaseではNode.jsを使ったバックエンドサービスを実装できます。最大の利点は基本的にJavaScriptで全て開発できる点です。

同じ言語で書かれているので、処理の割り当てをフロントエンドとバックエンドで簡単に入れ替えて性能などの影響を評価しながら一番よい処理を見つけられるのは大きな利点です。

将来への拡張

将来のサービスの拡張もやりやすい!

Firebaseはホスティングやバックエンド処理だけでなく、Webサービスで必要な基本的な機能をカバーしています。

  • ユーザー認証(ログイン)
  • データベース
  • オンラインストレージ
などの機能が簡単に利用できます。
こうした機能は1から自分で開発すると意外に面倒なものです。Firebaseの場合基本的な操作は既に実装されているので簡単に導入可能です。

また、各機能の連携もやりやすく、将来の拡張も容易です。

そうした事を考えると、Firebaseはフリーランスの強い味方です。
企業などの組織的な開発では、各分野に専門のエンジニアを割り当てて開発する事ができますが、フリーランスの場合殆ど全ての仕事を個人でカバーするのが普通です。

しかし、広い分野をカバーしながら、品質の高い開発を提供するには負担が大きくなります。Firebaseは予めWebサービスでよく利用される機能が準備されているので、個人の開発者でも複雑な案件の開発が可能になります。

10月からはFirebaseのより詳しい情報をお届けする予定です。


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