Firebaseのログイン機能の選び方
Firebaseのログイン機能の選び方
2020年9月29日
Firebaseのログイン機能の選び方
Firebaseはいろいろなログイン方法をサポート
Firebaseはいろいろなアプリやサービスに対応するためにいろいろなログイン方法を提供しています。沢山あってどれを使ったら良いか迷いますよね。
今日はFirebaseのログイン方法の中でどれがお勧めかを紹介します。
Firebaseがサポートしているログインは
- E-Mailアドレスとパスワード
- 携帯の電話番号
- Play Games
- Game Center
- GitHub
- Yahoo
- Microsoft
- Apple
などです。以前より増えています!
サービスプロバイダーのログイン
信用してもらえるなら便利!
GoogleやFacebook、Apple、Microsoftなどの大手のサービスプロバイダーの認証結果を受け取ってログインする仕組みですが、サービスの利用者があなたを信用してくれるなら便利で魅力的なログイン方法です。
この方式を使うと、必要以上にユーザー名とパスワードを管理しなくて済むので便利ですし、パスワードの変更も大手のサービスプロバイダーを通して行えるので安心です。オンラインのサービスも最近はこうしたログインをサポートしている所が増えているので私もよく利用しています。
利用する場合、全てではなく、2~3つ自分のサービスを利用する人が良く利用していると思うプロバイダーを選んでサポートするのが一番です。
無難な組み合わせは、「Google」「Apple」「Microsoft」だと思います!
個人情報を盗まれる!?
実はそんなことはないのですが。。。
ところが、内情を良く知らない利用者も沢山いらっしゃいます。例えば、Googleのアカウントでログインすると、「個人情報やパスワードが盗まれたり漏れたりするのでは?」と不安になる人が意外に沢山いらっしゃるようです。
- 実際はログインはGoogleで行う
- 取得するのは認証結果と、E-Mailと名前などの必要最低の情報のみ
というのが殆どで、パスワードなどはFirebase側では知る由もありません!実際は利用者には便利で各自な方法ですが、敬遠する人も多いのが現状です。
特に、余り知らない人が提供するサービスだと大手のサービスのアカウントを強要するのは抵抗ある人が多いです。そこで、サービスのログインで使う場合はそうした「配慮」が必要です。
- E-Mailとパスワードのサポートは必須
- プロバイダーのログインを1つか2つ
が経験的にお勧めです!
これで、8割以上の人はE-Mailとパスワードを選択しています。
なので、一つしか選らばいない場合は確実にE-Mailとパスワードです。
面倒でも、E-Mailとパスワードを選ぶ人が多数派です!
ただし、このE-Mailも「捨てアドレス」で登録する人が多いと思いますが。。。
もう一つの問題「E-Mailアドレスの所有権」
他人のE-Mailアドレスで登録する人がいる!
E-Mailアドレスとパスワードでのログインの場合、適当なアドレス(存在しないアドレス)や他人のアドレスで登録をする人が必ず出てきます。
これをどうするかも悩みどころです。
FirebaseはE-Mailアドレスの確認の為のメールを送る機能もサポートしています。送ったE-Mailアドレスで確認が取れた後から利用を許可するというのが安全な運用方法です。
ところが、登録する手間が一つでも増えると登録する人の比率が下がるという問題があります。そのままだと登録する人が、E-Mailアドレスの確認があるというだけで、やめてしまう人も結構多いのです。
入力もE-mailアドレスだけと、E-Mailアドレスと名前になるだけでも登録比率が変わります。
「多くの人を集める」には、手間は少ない方が登録率は上がります!
では、お勧めはというと、確認をお勧めします。
理由は2つあって、登録された方にはお知らせのメールなどを送りたい場合が殆どです。その時に、本来の所有者でない人(要は登録していない人)に送るのは問題です。その方に悪い印象を持たれる事が殆どです。
もう一つの理由はパスワードを忘れた場合です。Firebaseのパスワードのリセットは基本的にE-Mailを送ってそのリンクから再設定をする仕組みです。これを考えた場合、E-Mailが機能しないとパスワードのリセットも機能しなくなります。
数を集める事も大切ですが、実際の手間はほんのわずかです。できれば、お互いに信頼できる相手と関係を築く方が将来性があると言えます!
Firebaseのログインの実装は簡単ですが。。。
利用者や運用を考えて実装する事が一番大切です!
Firebaseのログインの事を調べていると、多くの記事はやり方中心のものです。
実際のログインの実装は余り難しくありませんが、アプリやサービスを開発する上で大切なのは利用者がどう思って、どのように使うかを考える事です。
ログイン一つでも、利用者の印象派大きく変わる物です。プロバイダー利用のログインも画面に説明を加えるだけで利用する人は増える物です。
見た目も大切ですが、利用者に「優しい」サービスを作る事は最重要です。
いろいろなサービスを使ってみて良い所はどんどん真似しましょう!
シリコンバレースーパーウエアでは、他にない視点でFirebaseを紹介しています!
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