別のリモートデスクトップアプリ Anydesk
別のリモートデスクトップアプリ Anydesk
2021年1月25日
別のリモートデスクトップアプリ Anydesk
開発用のサブ PC として、以前利用していた古い PC に Linux(Ubuntu)を入れて再活用を進めています。 前回の記事では、Linux(Ubuntu)上で Windows のアプリを動かす為に Wine を紹介しました。
今回は、リモートアクセスに利用するのに便利なアプリ「Anydesk」を紹介します。 家のネットワークでネットワーク経由でこのサブ PC にアクセスする場合は、Microsoft の Remote Desktop が便利で使っています。これを利用すると、Windows からも Mac からも手軽にサブ PC にネットワーク経由でアクセスできるので、メインの PC を使いながら一部の仕事(コンパイルやイメージの生成)などをサブ PC に任せることがで切るので有効に利用できます。
ところが、家庭では、PC はルータ(最近ではワイヤレスルータ)を介してインターネットに接続する場合が多くなります。簡単に言えば、直接インターネットには繋がっていないので、この Microsoft のリモートデスクトップで外出先から家の PC にアクセスするのはちょっと面倒です。
そこで今回紹介するのは、外出先からも手軽に家の PC にアクセスするためのリモートデスクトップアプリです。
Anydesk
このてのアプリでは、TeamViewer が有名ですが最近は Anydesk を活用していますのでこの記事では Anydesk を紹介します。
Anydesk はAnydesk の Web サイトから無料でダウンロードできます。
Mac/Windows/Linux で使える!
便利なのは、Windows でも Mac でも Linux でも利用できる点です。また、最初はインストールしないでダウンロードしたファイルから実行可能で試してみて良さそうならインストールするという手順が踏めるため、いきなり知らないアプリをインストールするよりは安心です。
インストールしなくても使える!
使い方も簡単です。まずは、ダウンロードしてダウンロードしたファイルをダブルクリックするだけです。インストールしたい場合は、まずアプリを立ち上げてアプリの中からインストールを選択すればインストールできます。
使い方は簡単
使い方は簡単で、両方の PC(アクセスする PC とアクセスされる PC)の両方で Anydesk が動いている必要があります。アクセスは、アプリを立ち上げると Anydesk で割り当てた ID(番号)を使っておこないます。
基本的な使い方はインストールしなくても使えますが、本格的に Anydesk を利用するにはインストールして詳しいことセキュリティの設定をする必要があります。特に、無人の PC にアクセスして操作する場合はインストールして設定する必要があります。
家のネットワークで利用する場合は、Micorsoft の Remote Desktop を使った方がセキュリティ上も安心ですが、外出先から家の PC にアクセスしたい場合には、Anydesk を利用すると、ID がわかれば簡単に家の PC を利用できます。
セキュリティ対策は重要!
便利な Anydesk ですが、セキュリティ対策と設定は重要です。 特に、無人でのアクセス(Unattended Access)を有効にしている場合は、ID とパスワードがあれば誰でも PC にアクセスして悪用する事が可能になるからです。
パスワードは強力なパスワードを使う
パスワードは少し長めの、英数字や記号を交えた推定されにくいパスワードを利用します。できれば定期的に変更するのがのぞましいと思います。
二段階認証を有効にする
二段階認証(Two-Factor Authentication)を有効にするとより安心です。Anydesk のに段階認証は FreeOTP という1回限りのパスワードを発行するアプリを使って認証をします。スマホにインストールして Anydesk の表示する QR コードを読み込んで設定を行います。
この設定を行うと、毎回この1回限りのパスワードを入力しないとアクセスできないようになっています。
アクセスできる Anydesk の ID を登録して限定する
もう一つやっておいた方が良いセキュリティ設定は、アクセス可能な Anydesk の ID をあらかじめアクセスされる側の Anydesk に登録しておいて、アクセスできる Anydesk を限定しておく事です。
セキュリティ対策に「絶対」はありませんが、これくらい慎重に設定しておけばひとまずは安心できるのではないかと思います。
基本的になんでもできる!
外出先から自宅の PC のデスクトップをほぼ普通に使えます。反応は少し遅くなりますが、接続しているインターネットが特別遅いという事でなければ十分実用になると思います。
便利なファイル転送機能、デスクトップの利用だけではなく、接続していいる PC 間でファイルのやりとりもできます。自宅の PC をサーバーがわりに外出先からデータを取得したりすることも可能です。
サウンドやビデオなどの機能も利用可能なので外出先から自宅の PC を介して Zoom のミーティングなども可能です。
まとめ
サプ開発機の利用方法として、ネットワークを介してリモートから使うというのがあります。 自宅での利用はもちろん、外出先から利用できると便利な事がたくさんあります。
実際の入力は難しいかもしれませんが、データを見る程度のアクセスならば、スマホやタブレットでも可能です。iPad の場合、Bluetooth のキーボードとマウスを接続すれば、PC 感覚で利用することも十分可能です。
インターネットを介して自宅の PC にアクセスできるのは非常に便利ですが、セキュリティには十分気をつける必要があります。Anydesk は、パスワードの他に、に段階認証やアクセスをする事ができる Anydesk の ID に制限をつけることもできます。
セキュリティに十分な注意を払った上で、外出先から自宅の PC にアクセスできると、サブ開発機の利用価値がより大きなものになります。
コメント
コメントを投稿