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古いPCをアップグレードするには?

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ホーム ブログ Firebase情報 古いPCをアップグレードするには? 2020年12月30日 古い PC をアップグレードするには? 開発に利用する PC に関連した投稿を何回かお届けしてきましたが、今日は古い PC の活用術を紹介します。 技術の進歩で PC の性能は年々向上しています。数年経つと古い PC は最新のものと比べると性能の差が大きくなってきます。 そこで古い PC をアップグレードして快適に開発ができるようにする方法を紹介します。 CPU の性能は変えられない! アップグレードと行っても基本的に CPU の性能を変更するのは事実上難しいです。 デスクトップの PC の場合は、チップのピン配置が同じのより高性能の CPU を買ってきて差し替えれば性能アップは可能です。しかし、現実的には購入から数年経った PC で、差し替え可能な CPU は手に入りづらくなりますし、価格も高価な場合が多くなります。そう考えると、アップグレードするより新しい PC を買った方が良い場合が殆どです。 ノート型の PC の場合は CPU の差し替えはできないモデルが殆どなので CPU を変えるオプションは基本的にありません。 何を変えるか? PC の性能は CPU が重要と考えている人がたくさんいらっしゃいます。実際、「データの処理性能」を考えると、CPU の影響は大きいです。しかし、実際に PC を使っていて CPU の差が実感されるケースは、大きなデータの処理、例えば、ビデオの編集や高解像度の写真の編集などを行う場合などです。 普通に使っていて、PC が速いか遅いかは、アプリが速く立ち上がるとか、Web ページの読み込みや切り替えが速い場合に実感できる場合の方が多くなります。このような、ディスク(ストレージ)やネットワークのスピードの方が「速さ」を体感しやすいので、PC が速くなったように感じます。専門的な言葉で言うと「IO(入出力)スピード」などと呼ばれています。 この

M1 Macは万能PC

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ホーム ブログ Firebase情報 M1 Macは万能PC 2020年12月29日 M1 Mac は万能 PC 2020 年 11 月に発売された ARM ベースの Mac(M1 Mac)を購入して約2週間になります。 8 GB メモリ・256 GB SSD の最小構成のモデルですが、Firebase を使った Web 開発だけでなく、高解像度の写真やビデオ(4 K)の編集にも十分実用レベルで使えています。 このところ何回はこの M1 Mac の話題を記事にしていますが、PC の購入を検討されている方の参考になればと思って少し詳しい紹介を書くことにしました。 とにかく速いです! すでに、多くの記事で紹介されていますが、予想以上の高性能です。 以前使っていた PC(2015 年の Intel Core i3・8 GB メモリ)が少し古いので比較するのは無理がありますが、最新の Intel Core i5(10400)・16 GB メモリのデスクトップ PC と比べても高速です。 ビデオ編集などが中心の用途の場合は、メモリ容量は大きなモデルの方が良いと思いますし、高画質で長時間のビデオの編集を扱う場合は、来年以降に出る上位モデルを待った方が良いかもしれません。 しかし、主たる用途が Web 開発や文章の作成、インターネットの閲覧や投稿などといった用途の場合は、8 GB のモデルで十分に実用範囲です。 メモリが足りなくなるか? M1 Mac を使っている時に、メモリの使用量をモニタしていると、システム全体で使うメモリは簡単に8 GB 以上になります。エディタで複数のプロジェクトを開いて、ローカルで開発用の Web サーバーを動かして、Google Chrome のタブを複数開けた状態でコードを変更して、イメージを作り直したりすると、スワップが発生しています。つまり、メモリの中身を SSD に退避させて必要なメモリを確保するような処理が発生しています。 ところが、スワップが発

Firebaseはどうして便利なのか?

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ホーム ブログ Firebase情報 Firebaseはどうして便利なのか? 2020年12月28日 Firebase はどうして便利なのか? Firebase 関連の記事を中心にお届けしていますが、良く「Firebase はなぜ便利なのか」という質問を頂きます。 この記事では、Firebase がどうして便利なのかを改めて解説してみました。 Web サービスや Web アプリを作るのは意外に大変 Web サービスや Web アプリはインターネット上の Web サーバーを利用して提供するアプリやサービスです。 簡単なサービスの場合、ブラウザー上で動作する Javascript を使えば実現できるので余り問題はありません。 例えば、単位の変換アプリ見たいなものです。メートルの値を入れれば、マイルの値に変換してくれるような物は簡単に実現できます。ところが、特定のユーザーのみに閲覧可能な情報提供サイトを作る場合はどうでしょう? インターネットでは良くある形態の会員制サービスです。 この場合、「特定の人」を識別するために、利用者に登録してもらって、ログイン名とパスワードで利用者の認証(ログイン)を行った上で利用できるようにする必要があります。 そうすると、誰が登録した人かのリストが必要ですし、利用者の認証のためにパスワードを管理する必要があります。 インターネット上のサービスなので利用者は色々な端末(PC やスマホ)から利用するので、この機能を提供するには、インターネット上にデータベースが必要になります。 必要な機能は? このログイン機能を提供するのに必要な物は: ユーザー情報を保存するデータベース ユーザー名とパスワードを照合するサービス パスワードを忘れた場合にパスワードをリセットするサービス 新規ユーザーの登録 などが必要になります。色々な場所からの利用に対応するためにこれらの機能はインターネット上のサーバに作る必要があります。当然ですが、インターネット上にデータベースを

古いPCはどの程度Web開発に使えるか?

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ホーム ブログ Firebase情報 古いPCはどの程度Web開発に使えるか? 2020年12月27日 古い PC はどの程度 Web 開発に使えるか? 今回、先日発売された M1 チップ搭載の Mac を購入したのを機械に Firebase などを利用した Web 開発に必要な PC はどの程度の仕様の PC が必要かを検証しています。 前回は、使用するメモリが増えた場合の PC の挙動を調べるため、Google Chrome で沢山の YouTube ビデオを再生しているタブを開いて、Vue の公開用のイメージを作る時間を調べてみました。 新しい、M1 は途中で Vue UI のローカルサーバがクラッシュしてしまいましたが、クラッシュする直前まで Vue の公開用のイメージの作成時間は大きな落ち込みもなく、実用上は全く問題ないことが分かりました。 予想に反して Windows10 は、Vue UI のローカルサーバがクラッシュすることもなく、まだ Google Chrome のタブをひらける感じでした。ただ、ビデオの再生は途中早い段階からスムーズな再生ではなくなっている事も確認できました。実用上は、M1 の Mac よりは早い段階で性能が落ち込むようです。 こうした実験結果を踏まえて古い PC はどの程度 Web 開発に使えるのかを検証してみました。 実験結果から Web 開発で必要な PC は? 最初にメモリの容量ですが、8 GB あればとりあえず Web 関連の開発をするには十分と言えます。 ただし、最近のアプリは Google の Chrome も含めてメモリの使用量が大きくなってきているので、OS が実際に処理している仕事にメモリを割り振るために、ストレージに不要なデータを退避させることが多くなります。(いわゆるスワップです) こうした、事情を考えると、ストレージのアクセスは速い方が有利です。そう考えると、メモリの容量を増やすよりは、ストレージにハードディス

Windows10とMacOS(BigSur)でメモリ管理の比較をしたら?

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ホーム ブログ Firebase情報 Windows10とMacOS(BigSur)でメモリ管理の比較をしたら? 2020年12月26日 Windows10 と MacOS(BigSur)でメモリ管理の比較をしたら? 最近、新しい Mac(M1 MacBook Air)を買ったので色々なテストをしています。 前回までの記事で、Firebase などを使った Web 開発が主目的の場合、エントリモデルの8 GB メモリ/256 GB の SSD のモデルでも十分と書いていますが、もう少し具体的な根拠がないかと思い、少しメモリの使用容量のテストをしてみました。 MacOS (BigSur)は動作の限界がありました 結論から書いてしまうと、MacOS の方はテストの途中で限界に達しました。 このように書くと、Windows 10の方が良いのか?という疑問も出てきますが、今回行ったテストは現実的な PC の使用形態でのテストではないので、結果を見ると実用上問題になる物ではないと言えます。 行ったテストは? Web 開発ということで、Vue のプロダクションイメージ(公開用のデータ)を作るのにかかる時間を計測しました。 計測は、あるプロジェクトで作った UI をビルドする時間を Vue UI が表示する時間を基準に比較を行うという物です。 基準の時間は、システムを起動して Vue UI の GUI を起動して、公開用のデータをビルドした時の時間を基準にしてメモリの使用量を増やして行くとどの様に処理時間に影響が出るかを調べた物です。 最初に時間を計測した後、幾つかアプリを立ち上げています。 Vscode で3つのプロジェクトフォルダを開く Adobe のアプリ(フォトショップ、ライトルーム、イラストレータ、プレミアプロ)を開く Microsoft のオフィス(ワード、エクセル、パワーポイント)を開く その上で、Google Chrome のタブを一つづつ開いて、YouTube のビ

M1 Macの性能の秘密

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ホーム ブログ Firebase情報 M1 Macの性能の秘密 2020年12月24日 M1 Mac の性能の秘密 前回の記事で M1 Mac は Firebase などを使った Web 開発を含む殆どのユーザーの用途には8 GB メモリ・256 GB SSD で十分利用可能という事を書きました。もちろん、メモリが16 GB のモデルや、SSD の容量が256 GB より大きなモデルを販売している以上、そうしたモデルが必要になる使い方はあります。 今日は、M1 Mac の購入を考えている方の参考にどのモデルを選ぶのかの考え方を書いてみました。 今まで使っていた PC は? 残念ながら最近のインテルベースの Mac は使っていませんでした。したがってこの記事では現行のインテルベースの Mac との比較はしていません。ただし、インターネットを検索して頂けば分かると思いますが、コンピュータの性能を測るテスト(ベンチマークと言います)の結果を見ると、M1 Mac は、現行の MacBook Pro の高性能 CPU を搭載したモデルと同等かそれ以上の性能が出ているということは書いておきます。 話を元に戻して、私が使用している PC は Windows10 の PC 3台でした。 Intel Core i3-4005U(第4世代)8 GB メモリ・512 GB SSD(2015 年に購入) (*)ラップトップ Intel Pentinum G3258 2GB メモリ・512 GB SSD (2015 年に購入)(*)デスクトップ Intel Core i5-10400(第10世代)16 GB メモリ・512 GB SSD(2020 年に購入)(*)デスクトップ の3台です。 Core i3 のラップトップを主に Web 開発用として使用していました。Peninum G3258 のデスクトップは主にビデオ編集様です。 性能の話は別として、Firebase を使った Web 開発や

Firebaseを使ったWeb開発にM1 Macを購入

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ホーム ブログ Firebase情報 Firebaseを使ったWeb開発にM1 Macを購入 2020年12月22日 Firebase を使った Web 開発に M1 Mac を購入 先月(2020 年 11 月)に M1(Apple が開発した ARM ベースの CPU)を搭載した Mac が発表されました。 iPhone アプリの開発が時々入ってくることもあって、Mac の購入を検討していました。 Apple は今後 2 年をかけて Mac の CPU をインテルから自社開発の ARM に切り替える事をすでにアナウンスしています。 今回発表された機種は、ARM ベースの Mac の最初のモデルと言うこともあって見送る予定でしたが、発表後の色々な詳細を見ると試してみる価値があるかなと思い、予定を変更して購入しました。 この記事では、実際に M1 ベースの Mac を Web 開発に使ってみた上での感想を書いています。 購入したモデルはエントリーモデル! 今回購入したのは、MacBook Air のエントリモデルです。メモリは8 GB、SSD(ストレージ)は 256GB のベースモデルです。 当初は、インテル版の16 GB モデルの購入を検討していましたが、Apple M1 を搭載した MacBook の記事を発売後に読んだ結果、恐らく16 GB のメモリはなくても良いかなと思い、最安値のモデルにしました。 基本的な用途は、 Web 開発(Typescript,PHP,React,Vue,Next,Nuxt,Node.js) デスクトップアプリの開発(基本的に Java と Python) 写真編集(RAW 処理も含む、Adobe Lightroom、Phtoshop など) 簡単なビデオ編集(YouTube 用など) 基本的なデスクトップアプリ(ワープロ、表計算、プレゼンテーションなど) になります。 取り敢えず必要なアプリをインストールしてみましたが、容量的には問題